清水真哉のホームページ・食糧


わが国周辺の水産資源の現状を知るために


消費期限・賞味期限を過ぎた食品を機械的に廃棄するという風潮が、食料品店や家庭で広まっている。
スーパーやコンビにでは期限以前に販売を止めることも常態化しているらしい。
また消費期限・賞味期限自体も、納豆や鶏卵やチーズなど不必要に短く決められている気がする。
しかしそれらの期限を過ぎたとて、食べ物が直ちに食べられなくなる訳ではない。
自分の舌で味をみて、腐敗が始まっていれば廃棄すればよいのである。
自分の舌で判断が出来ないとしたら、それは動物としての能力の退化である。
野良犬や野良猫は消費期限を見て物を食べるであろうか。
自分で判断できなければ死ぬしかないのである。
こうしたことも経験により学ぶべきであり、食育において教えられてよい。
2007/4/6


原油価格上昇の結果として、漁業者が遠洋に乗り出すための重油価格の高騰に苦しんでいる。
私に言わせれば、これは予め想定されえたことである。
大量の燃料を用いなければ、国民が必要とする食糧を調達できないなどという状態は不安である。
そもそも内水面や沿岸を汚染や埋め立てして漁業生産ができなくし、その分は遠洋漁業や海産物の輸入で埋め合わせればよいという安易な考えが、このような苦境をもたらしているのである。
重油価格の高騰ばかりではない。
近年はアジア諸国が経済力を付け、海産物の消費を増やしている。
例えば今、韓国でホヤの生食がブームとなり、日本で大量に買い付けているとのことである。
そのために日本の市場にホヤが出回らなくなっているという。
今からでも近海の環境を改善し、近場で十分な漁業資源を確保できるように努めるべきである。
2005/9/25


食糧自給問題
長期的な持続可能性に疑問がある農場で生産された農産物の輸入は禁止されるべきである。

2004/8/30


清水真哉の環境問題

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