宮城県のお酒


塩釜市・株式会社佐浦・浦霞・純米
精米歩合65%・15度〜16度
2022年5月製造
飲み屋での飲み残し 300ml
2022/11/2(水)
焼酎の無色透明よりは僅かに色がある気がする。
薄く酸味のある香りが立ち昇る。
麹なのか分からないが、酒の、癖のある味がする。
酸味の他に渋みも感じる。
甘味はほとんど感じない。
旨味はある。

塩釜市・株式会社佐浦・浦霞・純米
精米歩合65%・15度〜16度
Alwaysはなしま 2430円
2003/9/15

塩釜市・浦霞・ササニシキ純米
2500円 あつた
米の香り。辛口。麹の香り。

古川市・浅勘酒造・醉舞・大崎平野産ひとめぼれ・中村誠(南部杜氏) 約2400円
こってりしていて蜜のような口内触覚がある。今よくあるタイプの吟醸酒で、こうした酒が辛口に作っているのに幾らかしつこく感じられるのは、この口内触覚のせいではないか。この酒は後味にかすかに不自然な辛さを感じさせる。
重すぎる酒。日本酒度+1はすでに重すぎるということか。

加美郡中新田町・田中酒造・真鶴・大崎平野産ササニシキ・佐藤源三郎(庄内杜氏)
木製の暖気樽を使った山廃仕込み 精米歩合55.60% 約2400円
かなり秀れたレベルの所まで作っているのかもしれない。しかし、酒を舌に乗せると、かすかにぴりっとした刺激が舌を刺す。そしてそれが後味にまで続いてしまう。この欠陥はしばしば見かけるものであるが、その原因は何なのであろうか。

加美郡加美町・田中酒造・真鶴・山廃・純米・10号酵母・精米歩合60%・15度〜16度
2247円 亀戸二丁目団地リカーショップ明治屋
2008/8/21

大崎市松山千石字松山・株式会社一ノ蔵・一ノ蔵・特別純米酒辛口
宮城県産米100%・精米歩合60%・酒精15%
日本酒度+1〜+3
2023年3月製造
2023/4/19(水)秋葉原・赤津加での飲み残し 四合瓶(3600円)
2023/4/21(金)
ほぼ無色。
香りは薄く柔らかい。
味がよく出ている。
酸はあるが円やかな酸味。
他には出張ったところの無い酒。
甘さもない。

大崎市松山千石字松山・一ノ蔵・すず音(発泡性)
酒造米トヨニシキ(宮城県産100%)・精米歩合65%・酒精5%
300ml 人からの頂き物。
2016/7/29
これは傑作。
甘口だが、米だけで出来ているので嫌味がない。
イタリアのスプマンテに似たのがある。
度数は低いが、純米で、よくこれだけのものを設計したものである。
こうしたものを開発していれば、日本酒の将来も開けるであろう。

志田郡松山町・一ノ蔵・山廃・宮城県産ササニシキ 2500円 あつた
色はかすかに黄色。たいへん味わい深い酒、素材の持味が活かされた。このタイプの酒は飲んだことがあるのだがどれだったか。端麗でも濃醇でもない、ちょっと角張った鄙びた味。甘くもないし辛くもない、出っ張ったところはない。

白石市・蔵王酒造・神嶺蔵王・純米大吟醸・酒 母親の松島土産 四合 3300円
色は黄色みがかっていて、味は濃く豊かで、大吟醸というより山廃のようである。高く評価されてよいはずだが、何か嫌な味が酒中にある。

黒川郡大和町・大和蔵酒造株式会社・純米吟醸・大和蔵
精米歩合60%・15度〜16度
2010/11/8 やまや亀戸店 一升瓶1680円
これは純米吟醸で低価格。
色は薄い。吟醸香は出ている。吟醸酒として一定の水準に達している。この価格で吟醸の味が楽しめるのなら悪くないのではないか。

栗原市栗駒中野北畑中・千田酒造株式会社(清酒奥鶴醸造元)・純米吟醸栗駒山
原料米:宮城県産「蔵の華」100%・精米歩合50%・酒精15度
製造年月2021年7月
2022/12/19(月)頂き物 四合瓶
2022/12/30(金)
昨年製造のためか、着色している。
酒蔵の臭いがする。
まず甘みを感じる。
次に酸味を感じた。
味に捻(ひね)が出始めているが、酒自体は悪くない。味わいがある。


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