石川県のお酒


金沢市・福光屋・金沢慕情
精米歩合75%・14度
2016年7月 製造
2016/11/5 購入 やまや亀戸店 一升瓶 1317円
2017/3/25
薄い藁色。
香りは非常に豊か。
味も豊潤。甘みも酸味もある。
ただアルコール度数の低さからくる味の薄さは多少ある。
価格からして大変お値打ち。

金沢市・福光屋・福正宗・金色のしずく
精米歩合75%・日本酒度+1.0・酸度1.7・14度
2016年4月 製造
2016/5/22 購入 やまや亀戸店 紙パック1.8リットル 980円
2016/8/22
薄い麦藁色。
香りはあまりしない。
味はしっかりとある。酸味が主体。

金沢市・福光屋・加賀鳶
精米歩合65%・酒精16度・日本酒度+4・酸度1.8
2015年8月製造
2015年10月10日 江東区住吉二丁目西原利栄商店 2268円
2015/10/16
実家に持って行って飲んだ。
色は薄い。
さっぱりしている。
味は出ている。
飲み込むと少し辛く感じる。

金沢市・福光屋・純米・宴・百年水仕込み・精米75%・酒精14度
コモディ・イイダ亀戸店 1298円
2010/7/29

金沢市・福光屋・加賀鳶・山廃純米
山田錦(兵庫県多可郡中区産)25% &五百万石(富山県福光産)75%(全量契約栽培)・精米65%・日本酒度+12・酸度2.0・酒精16度
やまや亀戸店 2730円
2010/5/10
下の同酒造の低価格の純米とほぼ同じ味。山廃で価格は倍するのに、その価値を見出せない。度数も二度高いのに味が薄い。冴えない酒。

金沢市・福光屋・金沢慕情・純米・精米75%・酒精14度
やまや亀戸店 1280円
2010/5/10
度数が低い分少し水っぽいが、酸味が強く、この価格でこの味なら全く許せる。純米酒の価格破壊として強く支持できる。

金沢市・福光屋・黒帯・山廃純米・山田錦(兵庫県多可郡中町産)60% &金紋錦(長野県木島平村産)40% 船橋東武 四合1550円
甘くて、ぱっとしない酒。

加賀市八日市町・鹿野酒造・常きげん・山廃仕込純米酒・能登杜氏(農口尚彦と七人の蔵人)・「白水の井戸」名水仕込
五百万石100%使用・精米65%・日本酒度+3.0・酸度1.8・アミノ酸度1.5・アルコール度16.0度以上17.0度未満
兄からの貰い物
2008/1/4
酸味があって、かつ軽やか。バランスが良い。山廃の旨味の濃さが上手く前面に出ている。ふくよかで広がりがある。

白山市・吉田酒造店・酒魂・手取川・大吟醸・古古酒
花ごよみ(低温熟成 さいとうオリジナル)
精米歩合40%・酒精16度
醸造アルコール
720ml  頂き物(船橋市三咲の「さいとう」という酒屋が販売したもののようである)
この船橋のさいとうという酒屋は古酒に特別のこだわりを持ち、自らの地下蔵で熟成させているようである。
特に生酒を熟成させることに意義を見出しているようである。
製造年月 2018/12
出荷年月 2018/12
2021/6/5(土)
古酒というには色は大して濃くない。
生酒とは表記されていないが生っぽさを感じる。
生酒は熟成させれば生の臭みが減るのであろうか。
甘み、旨味を強く感じる。

白山市・吉田酒造店・手取川・大吟醸・古古酒
精米歩合40%・酒精16度
醸造アルコール
720ml  頂き物
製造年月 2017/12
出荷年月 2018/5
2018/7/31
古古酒とあるが、何年熟成させたのかについては一言も触れられていない。
色は薄い。古酒の色はしていない。
香りは大変良い。甘やかな香りが漂う。吟醸であるゆえか。
味も甘味なのか、旨味なのか、豊かである。
醸造アルコールはかすかに感じる。
おいしさ溢れるお酒なのだが、古酒と言われると首をかしげる。

松任市(白山市)・吉田酒造店・手取川・山廃・純・松本喜四志(能登杜氏)2600円 あつた
精米歩合(麹米50%、掛米60%)
良く出来た酒。充実した味でありながらなおかつすっきりとしている。ただ僕の口には甘すぎる。父親には大変気に入っていたようで、あの人はやはり甘口の酒が好きなのだ。

白山市・車多酒造・天狗舞・山卸廃止酉元仕込
精米歩合60%・酒精16度
製造年月 2019年7月
720ml  頂き物
「濃い山吹色が特徴です。」
2019/11/26
古酒でない日本酒としては濃い色。
香りは古酒に近い。
味にも古酒の風味がある。
酸もあるが、旨味も強く出ている。
酔って一度に飲み切ってしまうには勿体ない感じがする。

松任市(白山市)・車多酒造・天狗舞・山廃・石造りの仕込蔵 2900円 あつた
1995・5・20
一月の製品だが、品質が完全に劣化している。似たようなものには何度か出喰わした。これは駄目になった酒の味だったのだ。こんなもので酒の評価は出来ない。

白山市鶴来新町・加陽菊酒 醸造元 合資会社柳酒造本店 菊姫合資会社・菊姫・特撰純米
兵庫県三木市吉川町(特A地区)産山田錦100%使用・精米歩合65%・酒精16度〜17度
2012年12月製造
2013/11/9購入 やまや亀戸店 3100円が製造日経過のため2500円
2013/11/9
裏ラベルに「菊姫は濃醇旨口。じっくり熟成させて旨みをのせています。だから、ほんのり黄金色。」と書いてある。確かに色はかなり濃い。同じ月に造られ、数日前に買った米沢の浜田の酒と比べて、はっきりと色が濃いので、これは瓶詰めの時に既にこの色であったのであろう。味も酸味と旨みがはっきりとあり、古酒の香りもする。この製品は山廃ではない。

石川郡鶴来町・菊姫・山廃・兵庫県吉川町産特A山田錦100%使用 2900円 あつた
高邁なところを狙った味の作り。甘味もあり酸味もあり辛味もあり苦み?もある。色は立派な黄色っぽい色。本当は何本か飲んでみる必要のある酒。

石川郡鶴来町・萬歳楽・山廃・北陸12号(白山そだち)50%+五百万石50%
白山水系手取川伏流水・中居清(南部杜氏) 2400円 あつた
言葉より先に杯が出る名酒。酸度の高い酒のみに可能な香り豊かな格調の高い酒である。すっきりしていて一点の濁りもない。いくらでも呑める。

石川郡鶴来町・萬歳楽・中居清(南部杜氏) 米と麹のみ。四合 アルコール12〜13度
製造97.6.10 江戸時代のお酒を復刻した南部杜氏の遊び酒。
01/11/04
だいぶ前に買ってあったもの。とはいえ店にあった時には既に古くなっていた記憶がある。琥珀色になっているのは古くなったせいであろう。澱が出ている。
味はおそらくこれが確かに江戸期の酒だったのであろう。甘い。薄めて飲んでいた可能性はある。アルコール度数が低いのは当時の技術水準のゆえか。面白い試みだが日常用としてはちょっと。

白山市鶴来本町・小堀酒造店・萬歳楽・劔(つるぎ)・山廃純米
五百万石・精米歩合68%・酒精16度・白山手取川水系伏流水、自社敷地内より取水
2014年12月製造
2015年3月13日 江東区住吉二丁目西原利栄商店 2376円
2015/4/26
薄っすらと色が付いているが、山廃としては薄い色なのではないか。
酸味が強い。味はあるが、あまり美味しいとは感じない。

小松市・株式会社加越・加賀の月・満月・純米吟醸
精米歩合麹米50%掛米58%・酒精15.5度
2024年3月製造
2024/3/28 頂き物 四合瓶

小松市・西出酒造・春心(はるごころ)
石川県産米・精米歩合65%・酒精15度
2019年10月製造
500ml  頂き物
蔵元のHPに拠れば「生酉元(きもと)製法」
2019/11/26
色づいている。
弱く日本酒の香りがする。
味が非常に強く豊かに出ている。
生酉元ならではの味であろう。
甘みと旨味、それに酸も隠れている。
味は豊かだが、酒質はくどくなく飲み易い。
非常に美味しいが、古酒風のニュアンスも出ている。
もしかしたら評者が生酉元(あるいは山廃)の味と古酒の味の違いが分かっていないだけなのかも知れない。

珠洲市・宗玄酒造・宗玄・兵庫県産山田錦100%使用・精米歩合55%・酒精15度
2012年9月製造
2012年11月26日 江東区住吉二丁目西原利栄商店 2835円
2013/3/30
香りがふわっと立ち上がる。色は濃くない。味ははっきりとしている。すっきりとした飲み口。

鳳至郡能登町・数馬酒造・竹葉・山廃・麹蓋・粕歩合55%・立吉一(能登杜氏)
最高温度12度・味の濃淡度15〜16・味の甘辛度中口 四合 1260円 吉川の家具屋
開けて直ぐと比べて味が少し変わってきた気がする。色は黄色味がかっている。味は落ち着いてきて、山廃ならではのこくのある味になっている。やはり酒は山廃に限る。


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