東京のラーメン屋探訪記2016年

2016/1/19
三崎町二丁目・九州とんこつらーめん ひらさわ
とんこつラーメン 650円
海苔大判一枚。
浅葱。
木耳の細切り。
チャーシュー一枚。
極細麺。田中製麺。
博多ラーメンとして、可もなく不可もなく。
だが、替玉一回無料である上に、ライスのサービス。

2016/1/26
神田小川町三丁目・麺屋こころ御茶ノ水店
台湾まぜそば 780円 並200g
大盛 120円 300g
「名古屋の<麺屋はなび>の味を受け継ぐ。」
韮、葱、卵黄、旨辛ミンチ、海苔、魚粉、大蒜。
極太麺(太陽食品)
麺の量に対し、味を出すミンチその他の量が多過ぎ。
追い飯(無料)を入れて丁度良い。旨い。

2016/2/3(水)
家家家(ヤーヤーヤー) 錦糸町店
ラーメン 750円
中盛り(240g)100円 (大盛320g200円)
終日無料のライスを頼む。
海苔大判三枚。
ホウレン草。
小口葱。
チャーシュー二枚、程よい硬さ、旨い。
細ストレート麺。麺とスープが一体化している。
家系の美味しさを改めて実感することができた。

2016/2/4
神田小川町一丁目・支那そば きび 神田本店
支那そば醤油 700円 大盛100円
海苔一枚。
小口葱。
メンマ、甘くなく、醤油味が濃い。少し濃すぎる位。
チャーシュー三枚、とろっと軟らかく最高。
中身の無いワンタンの皮、二枚。これは醤油ラーメンの具としてヒットではないか。軟らかくて上質。
ホウレン草か、菜っ葉の量が多いことは評価できる。
極細麺。スープをしっかり吸っている。
スープはまろやかで飲み易い。
醤油ラーメンとしてかなり上位にランクされ得る。

2016/2/18
市谷九段南・黄金の塩らぁ麺 ドゥエ・イタリアン(Due Italien)
塩玉子らぁ麺 950円(塩らぁ麺は880円)
麺大盛 150円
小松菜、シャキシャキ、しかしラーメンに馴染んでいるか。
チャーシュー二枚、脂身入り、軟らかい。
竹の子、メンマではない。
刻み葱。
極細ストレート麺、細麺だが噛み甲斐がある。
揚げ葱、それ自体には味があるが、ラーメン全体には効果を及ぼしかねている。
玉子、半カットしていない丸ごと一個、半半熟。
スープはかなり熱い。
スープの味はバターっぽい。これは自分のラーメンでの好みではない。
しょっぱいということはないが、旨さより塩気を感じる。
変種を目指しているのだろうが、あまり成功しているようには見えない。
ミシュランで評価されたらしいが何の意味もない。

2016/2/23
神田錦町一丁目・鶏ポタラーメンThank御茶ノ水店
塩ラーメン味玉入り850円
大盛 100円
海苔一枚。
糸唐辛子。
小松菜。
ナルト一枚、必要性は低いが、あってもよいか。
何と蓮根一枚、少し甘めだが、野菜自体の味か。
刻み葱、辛めで白湯にマッチしていない。
玉子、半カットしていない、半熟で軟らかい。
鶏皮付き肉、これ自体の味は良いが、やはり調和性は疑問。
鶏肉笹身、これの方が相応しい。
極細ストレート麺、加水率が低く小麦の味を感じさせる。
くどくないミルキーな白湯スープ。泡立てた卵の白身のような滑らかさ。
具材には金と力が入っていそうだが、海苔も小松菜も、なべて具に再考の余地あり。
禁煙でない。

2016/3/18
神田三崎町二丁目・北九州ラーメン東龍軒 水道橋店
大衆食堂風の店内。
つまみメニューが多いため、サラリーマン飲みに使っている客もいる。
チャーハンセット 790円 (ラーメン単品630円+半チャーハン250円)
チャーハンは具の種類が多く、美味しい。なぜか大麦の粒が見える。
ラーメンはニンニク入りで頼む。
チャーシュー二枚。
胡麻粒。
青葱小口。
モヤシ、これが博多ラーメンとの違いを作っている。
麺は硬茹で。加水率は低い。悪くない。
替玉 100円。
卓上の赤ゴショーと辛子高菜を入れる。
スープも普通の美味しさ。

2016/3/30
千駄ヶ谷・ホープ軒
11年振りの訪問。
前回はラーメン、今回はワンタンメン(1000円)を頼んだ(ラーメンは700円)。
以前と変わらずジャスミンティーが供される。脂濃いラーメンに合う。
キャベツは見えるが、あまり存在が意識されない。
モヤシ、シャキシャキしていて茹でていない感じ。
メンマ、かなり軟らかく、香り高く、甘くない。
チャーシュー、脂身の多い肉。しかし背脂系のラーメンには赤身の方が合うのでは。
ワンタンは身の肉がしっかり入っている。香料の香りも良く、旨い。
中太ストレート麺。噛むと旨味あり。
スープは熱い。濁った醤油色。
最後に卓上の葱を入れた。
スープの味は滑らかで重くない。飲み易く、旨い。
大盛はかなり量が多そう。要注意。
背脂チャッチャッで後を追う店は少なくない中で、先駆者としての優位を辛うじて保っている。
夜九時半、後から隣に座った客は、神宮帰りのヤクルトファン。
出る時には店内は客で一杯になっていた。
なりたけはホープ軒と具の構成が同じである。
吉祥寺のホープ軒はメンマがないが、千駄ヶ谷のホープ軒はメンマが残っている。千駄ヶ谷はキャベツ入り。

2016/3/31
柳橋一丁目・山笠ノ龍
博多ラーメン 650円
替玉 100円
木耳。
浅葱。
炙った薄いチャーシュー二枚。
カネジン食品の極細麺。硬めの茹で加減。
麺もスープもなかなかいけるのではないか。
次は中華麺を食べてみたい。

2016/4/5
柳橋一丁目・山笠ノ龍
中華そば 650円
替玉 100円
ナルト。
海苔一枚。
浅葱。
白髪葱。
メンマ。
炙った薄いチャーシュー二枚。
博多ラーメンと同じカネジン食品の極細麺。
薄い醤油色のスープ。わずかにとろっとしている。
中華そばも悪くない。
ただ中華そばは替玉よりも大盛の方が良い。

2016/4/17
亀戸五丁目・東京担々麺 ゴマ哲
担々麺 840円 麺大盛 100円
小松菜、しゃきしゃきしている。合っているが、シャキシャキしている方が良いのか、もう少し茹でてスープを吸わせた方が良いのか迷うところ。
もやし、これも生で担々麺に合っている。
挽肉。
浅葱。
糸唐辛子。
辣油が浮いている。
ストレートでない中太麺。
麺はまずまずだが、スープの味が少し弱い。
スープだけ飲むと悪くないので、麺とスープの絡みが悪いのか。
担々麺は結局、挽肉ラーメン。

2016/4/18
神田三崎町二丁目・品川甚作本店
すみれ風醤油ラーメン 850円
ラーメン大盛 100円
メンマ
蒲鉾
小口葱
チャーシュー
玉葱
モヤシ、炒めてあるのか?
中細縮れ麺、麺にも醤油の色が染みている。
スープは熱く、脂が浮いている、この辺は北海道ラーメンらしい。
濃い醤油スープ、少し苦いまでに濃い醤油味。
ただ何かが欠けている、塩気か旨味か。
また、もう少し洗練が必要なのでは。
濃い醤油ラーメンは、本来自分の好みである。なのに何故、このラーメンには満足できないのか。

2016/4/19
渋谷道玄坂・喜楽
2006/4/4以来。
ワンタン麺 850円
大盛 100円
モヤシ。
半玉子、普通の茹で玉子。
チャーシュー二枚、かなり硬い、今一つ。
揚げ葱の香りがする。
こんなに具のシンプルな店だったかなと驚く。
ワンタン、美味しい、皮はほんわり軟らかい。
中太ストレート麺、つるっとした太麺の喉越しの滑らかさ。中野の青葉に近い。
記憶の中の喜楽より、味があっさりしている気がする。
昔は食後感がもっと重かったと思う。
味が変わったのか、記憶とは頼りないものなのか、私には分からない。
渋谷がもっと近ければ、チャーハン、餃子やタンメンも食べに来るのだが。

2016/4/20
神保町一丁目・中華そば 伊峡
遥か昔に来た時には余り良い印象を受けず、その後来ていなかったが、神保町半ちゃんラーメン御三家の一つとネットで読み、懐かしさもあり食べに来た。
半ちゃんラーメン 630円 大盛 50円
(ラーメン 430円 半チャーハン 250円)
ラーメンが驚くほど速く出てきた。
海苔小一枚。
小口葱少し。
メンマ少し、三切れほど、甘くない。
小さいチャーシュー一切れ、噛むと塩味が染み出る。
値段は安いが具も少ない。
極細縮れ麺、潅水の黄色が濃い。ソーメン風の食感。
スープはあっさり、平々凡々の醤油味。
チャーハンは作り置き、量は少なめ、具は玉子と刻みチャーシュー。味は悪くない。どこか「さぷちゃん」を思い出す。
こんな味、こんな店があっても良いのではないか。
食べログには7:30までとあったが、七時に暖簾が降りた。
ワンタン麺も食べに来ようか。

2016/4/27
神田佐久間町二丁目・らあめん広
広島ラーメンの店、カープの選手のポスターあり。
らあめん 700円 替玉 100円
青葱小口。
茹でた豆もやし、悪くない。ラーメンに入れると、ただのモヤシと違った独特の味わい、食感がある。
チャーシュー三枚、硬め、噛むと味が出る。
極細ストレート麺、汁とよく絡んでいる。
豚骨の臭いがする。
替玉に炙った刻みチャーシューと葱が少し乗って来た。この炙ったチャーシューが焦げて香りが増している上に、味が染み出て旨い。なぜ最初から入れないのかと思った。
スープはコクがあるが、あっさり飲み易い。
成功したラーメン。

2016/5/9
神田三崎町・中華そば勝本
中華そば 730円
麺大盛 100円
ナルト一枚。
海苔大判一枚。
メンマ、濃い醤油味で甘くない。
小口葱、薄く切ってあり、スープが滲みている。
チャーシュー大二枚、軟らかめで、塩気があり、かなり旨い。
浅草開化楼の細麺。スープとの絡みが良い。
スープは出汁が濃くうまい。
煮干しの苦味を感じる。
東京醤油として最高ランクに評価できる。
なのに客は少ない。
まずこの味は美味しいとしても、学生街の若い客に好まれるかどうか。
店内はかなり綺麗で、高級和食居酒屋として使えそうな位。
広さもラーメン屋としては過剰な程。その分、値段を下げた方が客は喜んだであろう。
次は濃厚醤油味を食べに来たい。

2016/5/11
外神田三丁目・麺屋十紋字(神田わいずの支店)
ラーメン 720円
大盛 100円
横浜家系を基とするラーメン。
海苔大判一枚
ホウレン草
小口葱少し
刻みチャーシュー、味が強く、ベーコンを思わせる。
麺はグループ店供給のよう。
太麺、硬め。味が滲みている。麺自体の味もかなり良いのでは。
汁は濃い目の醤油色。
スープは塩気が濃すぎる。
最後のスープ、味が強すぎて飲み難かった。
神田の本店で食べた時(2014/9/4)とほぼ同じ感想。

2016/5/12
神田小川町三丁目・みやら製麺
八重山そば大盛 550円(普通盛りは450円)
嬉しい価格。
浅葱小口。
肉の細切り、甘い醤油味。
薩摩揚?の細切り、醤油味が濃い。これにも甘さがある。
自家製麺。白い麺。沖縄そばの素朴な味。
沖縄そばの汁。
具が甘いのには閉口。
卓上の紅生姜を入れた。

2016/5/18
神田小川町一丁目・めん徳二代目つじ田神田御茶ノ水店
つじ田系で過去に行った店
2006/11/15 平河店
2007/10/11 神田御茶ノ水店(らーめん700円)
2013/4/17 井関屋
2013/12/5 味噌の章
2015/1/17 飯田橋・奥の院
濃厚らーめん 780円(160g)
らーめん大盛 120円(240g)
海苔一枚
メンマ、濃い醤油色、香り強く旨い。
小口葱、ネギの香り良し。
チャーシュー大一枚、程良い硬さ、あるは軟らかさ。塩気を感じる。
魚介の香りが明らか。煮干しか。
三河屋製麺の太麺、麺にスープがよく絡んで旨い。麺自体も噛み応えがあって美味い。
スープはとろっとした黄土色。魚粉をどの程度入れているのであろうか。
横浜家系に魚介をプラスアルファした美味しさを感じることができた。

2016/5/19
両国二丁目・多田製麺所直営 博多ラーメン ガツン両国店
ガツンラーメン 530円
替玉一回無料
浅葱小口。
葱小口。
木耳。
薄くて広いチャーシュー一枚、豚の味を強く感じる。
極細麺、硬茹で、加水率は低い、粉っぽさが良い。
スープは豚の臭みが強く旨い。材料は豚の骨のみ。
スープの色は醤油かと思うほど茶色く濁っている。
スープの底に黄色くざらざら残ったものは豚骨から出たのだろうか。
高菜はこの店のように有料でよい。
ここは本格的な味で、かつリーズナブル。

2016/5/23
神保町三丁目・たいよう軒
ワンタン麺 700円(大盛無料)
小口葱。
海苔小一枚。
絹さや3、ラーメンにとても良く合っている。
メンマ、色は薄い、甘くなく、香り高い。
チャーシュー厚切り二枚、とろける美味しさ。
ワンタン、注文してから包む。皮は小さく具が多い。まるで肉団子。かなり旨い。
極細ストレート麺、粘り気があり美味い。
スープの香りが良い。
醤油の色は薄い。
上ランクの東京醤油。
ただスープは化調の味がする。
神保町の四大半ちゃんラーメンの一つとネットにあったので来たが、ラーメン単体で語られるべき店。
また来て他のメニューも食べてみたいが、四時閉店なので、来る機会を見つけ難いのが難。

2016/5/26
神田佐久間町二丁目・麺屋武蔵 武仁(ぶじん)
らー麺 850円 同料金で並・中・大から選べる。大を選ぶ。
丼が小さい。
海苔一枚。
小口葱、多め。
メンマ、あまり甘くなく、香りもする。
チャーシュー厚切り一枚、軟らかめだが、繊維感は残っている。
極太麺、少し縮れている。固茹で。スープとは一応絡んでいる。
この麺は頑張っているが、美味しいという言葉が素直に出ない。
スープ、どろっと濃い。魚介の出汁を余り感じない、スープに溶けてしまっているのか。
底に黒胡椒が残った。
何かあと一つが足りないラーメン、その一つは何か。
塩気か。
麺屋武蔵が店を広げ過ぎたということなのではないだろうか。

2016/6/1
駿河台・山田屋
チャーシュー麺 700円
大盛 100円
やはりここのチャーシューは美味しい。
ラーメンも美味しく食べた。
東京醤油のくどくない、安心して食べられる美味しさ。

2016/6/2
両国・餃子会館磐梯山
磐梯ラーメン 680円
大盛 100円
餃子5個 420円
炒めた野菜が大盛になっている。韮、キャベツ、モヤシ、人参、豚肉。
標準のラーメンが野菜炒めラーメンというのは面白い。
細ストレート麺。食感はねっとりしている。
醤油ベースのスープ。スープもこれで良いのではないか。
他に辛味噌ラーメンとトンコツラーメンがある。
餃子、具は少なめ。野菜の食感を感じる。皮は厚い。味は悪くない。

2016/6/8
飯田橋三丁目・中華そば高はし
20:15、行列三人目の自分を最後に閉店。間一髪セーフ。
1991年創業
店主は四谷の「こうや」出身
店内、カントリー・ミュージックが流れる。
雲呑麺 980円
醤蛋(じゃんたん) 100円 茹でてから醤油に漬けたのか、醤油で茹でたのか。
かなりの固茹でで、八角の香りがする。
浅葱大量。
海苔一枚。
メンマ、甘くなく、塩味がする。
丸く巻いたチャーシュー一枚、硬め。
極細ストレート麺。加水率の低い、博多ラーメンの麺のよう。
ワンタンの皮は大きく広く、具も多め。
塩スープ。
チャーシューも玉子も麺もスープもワンタンも、もう一歩インパクトに欠ける。
「こうや」に及んでいない。
表示はしていないが、頼もうと思えば大盛100円があるようだ。

2016/6/15
両国・餃子会館磐梯山
トンコツラーメン 680円
大盛 100円
餃子5個 420円
炒めた野菜、キャベツ、モヤシ、人参、韮、豚コマ肉。
胡麻粒。
胡椒粒。
潅水の色の付いた細麺、中華麺の味がする。ネチャつく食感。
豚骨白濁スープに中華麺に炒めた野菜、長崎チャンポンを思わせる。
スープの味は濃くないが、このくらいが食べ易いのかも。
トータルで美味しいラーメン。
隣人喫煙。

2016/6/16
神田駿河台二丁目・山田屋
野菜ラーメン 670円
大盛 100円
炒めたモヤシ、ニラ、キャベツ。肉は入っていない。
両国の磐梯ラーメンに共通するものがある。
札幌味噌ラーメンは野菜を炒めるという印象があるが、それ以前どこかに野菜を炒めて入れるというラーメンの作り方があったのだろうか。
野菜は少し硬い。もう少し炒めてくれたら。
細縮れ麺、粘り気がある。小麦の味がする。
醤油スープは少し造りが雑。
味全体の纏まりは磐梯の方が上。
磐梯は三種類しかないが、山田屋は麺料理の種類が多い分、一点一点に神経が行き渡っていないのだろう。
餃子六個 400円
肉汁がにじむ。ここの餃子は美味い。
気を付けて噛まないと肉汁が垂れてしまう。
塩気が強く、タレがなくても食べられる。

2016/6/22
宇田川町・兆楽
学生の頃来たことがあるが、店の造りは今と違っていたと思う。
今は厨房をコの字にカウンターが囲む。
カウンターは隣との間隔が狭すぎて座りにくい。
ラーメン 580円
大盛 120円
茹でモヤシ。
メンマ、甘くなく、酸っぱい。
刻み葱。
チャーシュー一枚。
潅水色の強い細ストレート麺。粘り気が強く、食感は悪い。
醤油タレのスープ。味のピントが合わないと言うより、ピントがない。味が薄いと言うのか。
ラーメンはとても評価できない。
餃子 6個、200円。悪くない、安過ぎ。
ライス系・定食系のメニューが多いので、店が近ければ飲みに来たいのだが。

2016/6/23
神田和泉町・麺屋のろし(狼煙)秋葉原店(本店は函館)
函館味玉塩らぁめん 850円 麺大盛(1.5玉)無料
浅葱。
白髪葱。
糸唐辛子。
メンマ、甘くなく塩味がする。
チャーシュー大一枚、程よい硬さ、味も良い。
味玉、半熟、これもバランス良く、Good!
細縮れ麺、麺が味を吸っていてウマイ。
ホタテとアサリと昆布のスープ、ほんのりと貝の味を感じる。
スープの最後に黒胡椒一粒。
このラーメン、大成功。
東京で函館塩が食べられる店。
次は味噌ラーメンを行きたい。

2016/6/29
参宮橋・麺屋空海
味玉そば860円 (空海そばは800円)
替玉 110円
ラーメンが出されるまで、塩と醤油の選択になっていることに気付いていなかった。出されたのは塩。
小口葱。
輪切りの唐辛子。
ニンニクチッブ。
炙った焼豚。
江戸菜(小松菜)
メンマ、塩味、旨味が強い。
奥久慈の味玉。
極細ストレート麺。加水率は低く、硬茹で。内モンゴルの天然潅水を使っている。
麺はスープの味をよく吸っていて、塩味十分。
塩味のスープはゲランドの塩。
具も麺もスープも水準は高い。
最後に残ったスープの味は少し濃い。
家が近ければ、海老ワンタン麺なども食べに来るのだが。

2016/6/30
台東一丁目・粋な一生
この店に前来てからもう7年近くも経つと知り愕然とする。
味噌ラーメン 780円
大盛 100円
刻み葱。
小松菜。
チャーシュー。
メンマ、味噌味にマッチ。
炒め野菜、モヤシ一種類というのは寂しい。また脂っこさや焦げ味などの炒めた感が弱い。挽き肉の粒が僅かにある。
中太麺。
豚、鶏、野菜の白湯スープ。
スープが弱い。卓上の卸しニンニクやラー油を入れたが、それでも力強さに欠ける。これは塩分が足りないのではないか。
7年前に醤油ラーメンを食べた時に近い感想を抱いた。

2016/7/6
神田佐久間町・ラーメン紬麦(つむぎ)
前回来てからもう四年。
(醤油)ラーメン800円 大盛100円(160→240g)
青葱小口。
白刻み葱。
チャーシュー特大一枚、繊維が多い、あまり好みではない。
メンマ、甘くない。
茹でホウレン草。
スープは醤油から来るのだろうが、酸味がある。
中太ストレート麺、粘り気が強い。
スープの味は吸っている。
この麺の好き嫌いによって評価は割れるであろう。
この麺によって独自の存在価値を主張し得ている。
うどんに近いというより、うどんとの違いは何だろうと考えてしまう。

2016/7/13
神田和泉町・麺屋のろし(狼煙)秋葉原店(本店は函館)
前回は2016/6/23。
函館味噌らぁめん 850円 麺大盛(1.5玉)無料
メンマ、味が濃く、これ自体は美味しい。
浅葱。
木耳。
胡麻粒。
白葱。
糸唐辛子。
チャーシュー厚切り、味がよく滲みている。
チャーシューの上に卸し生姜。
炒めたモヤシ、キャベツ、玉葱、挽き肉。
潅水色の細縮れ麺。粘り気あり。
味噌の割にはすっきりしたスープ。
味噌も美味かった。

2016/7/20
神田佐久間町三丁目・旬風
前回はこく旨醤油を食べた。
たまり正油600円
大盛100円
海苔一枚。
小口葱。
メンマ、甘く煮てある。
チャーシュー一枚、脂身の多い肉。香辛料が不足か。
極細ストレート麺。醤油味に染まっている。
スープにメンマの甘さが移っているのであろうか。
コクもなく、スープが全くおいしくない。
無化調でもこれでは仕方ない。
まったく冴えない。
店内に8/1よりカレーヌードル専門店にリニューアルオープンと掲示してある。
その方がいいのかも知れない。
ただ、店内に客は少なくなく、繁盛していない訳でもなさそうなのだが。

2016/7/21
馬賊 日暮里店
芝居を観た後。
味噌ラーメン(みそ拉麺) 800円
大盛 100円
モヤシと挽き肉は炒めてあるのか。
小口葱。
具は極めてシンプル。
当然、麺は手打ちの太麺。
スープは熱い。
味噌味が濃くて旨い。
次はジャージャー麺か五目焼きソバを食べたい。

2016/7/31
錦糸三丁目・まんぷく商店
ニンニク味噌ラーメン 690円 大盛無料
モヤシ、キクラゲ、キャベツ、細切りニンジン。
チャーシューは入っていない。
「麺の麻生」の極太、強い黄色。噛み応えあり。麺は悪くない。
スープが甘い。これは致命的。
ニンニク味噌つけ麺 790円 大盛無料
麺に鰹節がかかっている。
つけ麺の浸け汁の量がラーメンのスープ位ある。
浸け汁の具はモヤシ、キクラゲ、キャベツ。黒ゴマ。
浸け汁が甘い。野菜から出た甘味だろうか。
ニンニク餃子 300円 値段は安いが具も少ない。
禁煙ではない。

2016/8/3
台東二丁目・めん屋いなば
豚骨魚介らーめん 700円
並(180g)と大(270g)から選べる。
味玉100円
海苔大一枚。
魚粉。
メンマ、太くて香りがあるが少し甘い。甘いのなら無い方がよい。
生なキャベツ、これはラーメンに合っているのか。野菜に工夫の余地ありだが、どうしたらよいのかは分からない。
フライパンで焦げ目を付けたチャーシュー。味が濃く、少し硬いが、これ自体は悪くない。
香り付けの柑橘類が入っている。これも無くもがな。
自家製麺。茶色の極太麺。強い噛み応えがあり、とても良い。スープとも良く絡んでいる。旨い。
濃厚スープが麺とよく調和している。このスープと麺の他に、そもそも具を入れる必要があるのか分からないくらいに。
スープはどろっとしていて、ちょっと飲み難い。割りスープが欲しいほど。
つまりこのラーメンは、スープも麺も、既に漬け麺を志向しているのだ。
だから野菜もチャーシューも、その必要性を感じ難いのだ。

2016/8/4
上野六丁目・天然豚骨醤油 超大吉 上野店
川崎から進出して来たらしい。
ラーメン 780円
並(160g)と大(240g)から選べる。
海苔小一枚。
刻み葱。
メンマ、味はするが化調っぽいか。甘くはない。
チャーシュー小二片、軟らかめのバラ肉。塩辛い。
中太縮れ麺、麺が旨い。
スープが塩辛過ぎる。しかも化調の後味がする。
超大吉どころか、吉にも届かない。

2016/8/9
麺一筋 水道橋店(水道橋駅西口)
魂のラーメン 850円(ただのラーメンは750円)
大盛無料
尾道ラーメンの店で、昔、この店か、以前水道橋駅の東口にもあった支店に来たことがある。
海苔小二枚。
浅葱小口。
茹でモヤシがスープに合っている。
細く刻んだメンマ、甘くなくシコシコしている。
醤油色で硬めの背脂。
味玉の半玉×2、これも上出来。
黄色めの細縮れ麺。これがとても良い。
瀬戸内の小魚で仕込んだスープ。
麺も醤油スープもかなり美味い。
奇を衒っておらず、大いに推奨できる、本道を行く尾道ラーメン。

2016/8/17
野方ホープ高田馬場店
昭和63年創業
のがほラーメンのがほ元(はじめ)750円
麺大盛100円
豚骨、野菜、鶏がらのトリプルスープ
「いもの味を効かせた創業の味」
海苔一枚。
刻み葱。
茹でモヤシ。
背脂。
メンマ、甘くなく、香りあり。繊維が硬い。
チャーシュー二枚、冴えない味。
黄色の強い中細縮れ麺。硬い麺。麺がいま一つ。
スープの味をもう少しどうにかしたい。
かつての有名店とは思えない精彩の無さ。

2016/8/23
上野六丁目・昇龍(本店)
ワンタンメン 770円(ラーメンは570円)
大盛 100円
小口葱
小松菜
メンマ、甘くない、醤油味というより塩味。
チャーシュー、少しぱさついている。味は悪くない。
ワンタン、八角が効いていて旨い。
極細縮れ麺。薄い黄色。
スープは癖がない。
味がすっきりしている。
餃子が売りの店のラーメンとしては上出来ではないか。

2016/8/24
西早稲田一丁目・うだつ食堂
16年ぶりの訪問
中華そば 700円 大盛(1.5玉)無料 特盛(2玉)は800円
青葱。
メンマ。
茹でモヤシは茹で立てではない。
豚バラ肉、甘辛く煮てある。
極細ストレート麺、スープの味が麺に来ていない。
大盛は麺の量に対してスープが足りないのか。しかし14年前は特盛を食べている。
14年前より味が落ちているのか。
惰性で作り続けているうち、問題が生じているのに気付いていないのか。例えば、麺を茹でた後の水切りが足りないなど。
スープの味を語る以前の問題。かなり冴えない。
うだつ餃子 6個 300円。
ニンニクタレはマヨネーズのよう。醤油タレは塩辛い。
食べログの点数が低いのも止むを得ない。

2016/8/30
駒込一丁目・麺屋ごとう
わんたんメン(麺の量300g)930円(ラーメンは730円)
麺大盛(100g100円)にはしなかった。
わんたん4個、具が多めに詰まっている。
海苔小片。
味玉半個、硬茹で。
メンマ、甘くもないが、味は薄い。
葱がほんのわずか入っている。
チャーシュー二枚。
太ストレート麺、中野青葉を思い出させるツルッとした麺。
スープの塩味、香辛料が足りない。
スープ自体の味が悪い訳ではなく、タレの塩分か麺のスープの吸いに問題があるのだろう。
ここもラーメンではなく、つけ麺にピントを合わせた店なのだろうか。

2016/8/31
四谷しんみち通り・旭川らあめん/味噌らあめん こもり
2002年以来の訪問。
旭川ラーメンというと醤油という認識であるが、ここは「旭川らあめん」という看板に並んで、「味噌らあめん」とも謳っているのが意外である。
味噌らあめん 580円
麺大盛 100円
煮玉子 100円
14年前に来た時よりも値段が下がっているのが驚きである。
前回は醤油ラーメンを600円で食べているのだが、いま醤油ラーメンは何と500円。
海苔大判一枚。
小口葱。
煮玉子、半熟、味は非常に濃い。
チャーシュー二枚、醤油ではなく肉の味が濃い。
中太麺、麺に張りがあり、腰があり、すごく旨い。
生のような茹でモヤシ、汁に浸せばこれでよし。野菜を炒めなくても美味しい味噌ラーメンは作れるということ。全てはスープの味の設計がしっかり出来ているから。
メンマなど、無駄な具が入っていないのが良い。

2016/9/7
煮干しラーメン凪 秋葉原UDX店
ポーク煮干しラーメン 850円 大盛無料
秋葉原拉麺劇場と称して他のラーメン屋二軒とフードコート方式になっている。そのうちの一店は揚州商人。
水は紙コップ。情けない。
ラーメンが出来たら呼ばれ、自分で席まで運び、食べ終わった食器も自分で片付けなくてはならない。それでこの価格。UDXで働く人の社員食堂のようなもので、もう来ることはないであろう。
葱、小口というか筒切り。葱を楽しめる食感。
煮干し、象徴のように極く小さい一尾だけ丸ごと入っている。
具の無い皮だけのワンタンが数枚入っている。その意図が謎であるが、ワンタン自体は何も悪くない。
大判のローストビーフ、硬くて冴えない。辛味噌が塗ってあるが、これが少し甘く、ラーメン全体の味に良くない影響を与えている。美観も良くない。
極太縮れ麺、この麺は悪くないのではないか。
スープはそれなりのものになっているが、辛味噌のせいで妙に甘くなってしまっている。煮干しの味もこなし切れていない感がある。

2016/9/8
香湯(しゃんたん)ラーメン ちょろり 恵比寿店
渋谷でN響のコンサートを聴いた帰り。
他サイトからの引用「創業は1995年。店主森山さんは渋谷の喜楽で腕を振るってらっしゃったそうで、その後西麻布の名店「かおたんラーメン」でも活躍。その後ご自身で「ちょろり」をOPEN。考えてみれば味の系統はやはり喜楽とかおたんが進化して「ちょろり」になったと推測します。ちょろりは2店舗あります。恵比寿が本店でもう一店舗は目黒にあり、森山さんが一人で切盛りされているそうです。皆さん喜楽・かおたんにはいった事の無い方もいると思いますが、スープがいわゆる「香湯」(しゃんたん)と読みます。透明感がありコクのあるスープ。そしてちょろりの香湯スープと言えば「揚げ葱」が香ばしく食をそそるんです。」
ワンタンメン 900円(ラーメンは600円) 麺大盛 100円
卓上に豆板醤とおろしニンニク。
ワンタン6個。
メンマ、醤油の色、味が濃い。少し甘いのがかなりマイナス。
絹サヤ、脇の筋が取れていない。
チャーシュー、小一片、これはかおたんと同じか。
モヤシ。
揚げ葱。
スープの味が柔らかい。あと一歩パンチが足りない。
西船橋のラーメンZがなくなった以上、かおたん系の店を一店知ったというのは嬉しいことである。
しかしZには一歩及ばないか。
Zのあの、台湾屋台風の猥雑さが、味からも抜けている。

2016/9/12
つけめんTETSU 御徒町店
中華そば大盛 850円
「煮干し、鯖節、宗田節。中華麺のスープはつけ麺のものとは異なる。麺はカネジン」
ナルト
三つ葉
刻み葱
メンマ、甘くなく、繊維があり、コリコリしている。
チャーシュー小一片、分厚い。もっそりしている。
極細ストレート麺、麺に張りがあり、しっかりしている。スープとの絡みも十分。
濁ったキャラメル色のスーブ。スープがしっかり取れていて、くどくない。
スープを飲んだ最後に、柚子の香りを感じた。
つけ麺屋の中華そばとしては上々の出来。
入れなかったが、卓上に揚げ葱が置いてあった。

2016/9/13
神田駿河台二丁目・山田屋
うまにそば 700円
大盛 100円
人参。
筍。
木耳、一切れ。
ピーマン、炒め方が足りない。
野菜の殆どが白菜、これも炒め方が足りない。
豚肉、五切れほど、これで十分。
甘いとろみが掛かっている。
甘煮そば、頼まなければよかった。
まだ食べていない麺。五目そば。チャーシュー麺。

2016/9/14
札幌味噌ラーメン えぞ菊 御徒町店
1968年創業
味噌ラーメン 800円
大盛 100円
若布。
刻み葱。
メンマ、甘くない。
モヤシと玉葱と挽き肉を炒めたもの。
チャーシュー硬め。
潅水色の細縮れ麺。卵入りらしい。
最後飲んだスープの味噌が濃い。
特に不満を言うことはない。
夜九時過ぎ、客が多いのも分かる気がする。

2016/9/16
上野六丁目・海老吟醸じぱんぐ(Zipang)
海老吟醸 750円
麺大盛 100円
あさつき小口。
日本式の干し海老。
刻み木耳(それともメカブ?)。
チャーシュー一枚、繊維はあるが、脂がとろっとしている。
九州ラーメンのような細ストレート麺、かなり硬め。
表面に海老味の油が浮いている。干し海老と二方面から海老の味を出している。
具の構成からしてベースは九州豚骨ラーメンのようである。
残ったスープの味は重め。
異色のラーメンだが、なかなか巧く作ってある。
一度は食べてみるに値するラーメン。

2016/9/28
東上野三丁目・さんじ
豚骨醤油 780円
大盛 120円
海苔大判一枚
木耳、多め。
鶏チャーシュー一枚、軟らかい。
豚チャーシュー一枚、ロース風、ソフトな食感。
貝割れ、スープに合っている。
浅草開化楼、細ストレート麺。黒金粒粉麺。加水率は低い。スープの濃い味が絡み付いている。
スープの量が少ない。
どろっと濃過ぎるスープは自分の好みから外れている。

2016/10/4
神田駿河台二丁目・山田屋
五目そば 750円
大盛 100円
野菜は殆どうまにそばと共通している。
人参。
筍。
木耳、一切れ。
ピーマン、硬い。
野菜の殆どが白菜、軟らかい部分は美味しい。
もやし一本。
豚肉、五切れほど。
生小海老。
鶉の玉子一個。
とろみは掛かっていない。
いつもの細縮れ麺。
塩味スープ。
スープは少し塩辛いか。
これはまた食べてもよいのではないか。

2016/10/16
錦糸町江東橋二丁目・真鯛らーめん麺魚
食べログ点数3.91、夕方四時半頃、30分以上行列した。5時頃、自分たちの数人後でスープ切れ閉店。
真鯛つけ麺 800円
麺の上にチャーシュー。
浸け汁の中に、小松菜、青葱、柚子。
極細麺、黄色か薄茶っぽい。
少しもっそりした麺がとても美味しい。
薄く澄んだ、しかし脂気のある汁と麺の絡みが良い。
想定以上の美味しさ。
最後、浸け汁の中から鯛の身のほぐしが出てきた。
真鯛らーめん 800円
Smokyチャーシュー 150円
小松菜の茎のところ、硬いが香りはある。
チャーシュー、薄いロース風、しゃぶしゃぶ肉のよう。
柚子。
極細麺、つけ麺と同じ麺か。
麺はつけ麺よりも柔らかく茹でられている。麺の美味しさはつけ麺の方がよく味わえた。
つけ麺の浸け汁は澄んでいたが、ラーメンのスープはとろっとコクがある。
行列した甲斐のある店だった。

2016/10/20
亀戸餃子両国店
味噌ラーメン 550円
大盛はやっていない。
タケノコ、モヤシ、木耳、人参、韮、玉葱、大蒜、生姜を炒めたもの。
刻み葱。
細くて不均等な太さの麺。この麺は悪くない。
味噌が甘い、これは頂けない。
止むを得ずラー油を入れて食べた。

2016/10/24
神田和泉町・中華そば専門店 新福菜館 秋葉原店
京都での創業 昭和13年
特大新福そば 900円
中華そば並が700円で麺大盛が200円なので、これは中華そばの大盛と理解してよかろう。
大盛200円なら、焼きめし(小)とのセット950円の方がお徳か。
小口葱、青葱が多い。
茹でモヤシ。
焦がしチャーシューが旨い。
細ストレート麺、滑らかな食感。
非常に濃く、黒い醤油スープ。
スープが旨い。麺もよくスープを吸っている。
醤油は濃いが、スープそのものは脂が少なくあっさりしている。
京都の老舗の味を東京で味わえたので嬉しい。
ところで、この黒醤油スープのオリジンはどこにあるのだろうか。

2016/10/27
神田佐久間町・豚骨ラーメン福の軒 秋葉原
特製ラーメン 480円
替玉 100円
特製ラーメンと称しているが、特製でも何でもなく、これが標準のラーメン。
細長く切った木耳。
青葱小口。
バラ肉のチャーシュー、豚の臭みが強くて美味しい。
極細ストレート麺。
博多ラーメン、「福の軒」の福は福岡の福か。
スープ、味に滑らかな厚みがあり美味しい。
一杯390円だった時は激安店とされていたようだが、現在は具の内容からして適正価格のラーメン。
卓上に胡麻と紅生姜。

2016/10/31
水道橋・ちゃんぽん亭
昭和38年創業、近江ちゃんぽん発祥の店
近江ちゃんぽん 760円
麺大盛 100円
木耳、キャベツ、人参、モヤシ、葱。野菜は全て国産とのこと。
豚肉。
極細ストレート麺。いかにも中華麺の麺。長崎ちゃんぽんの太麺とは違う。
スープは澄んだ清湯スープ(魚節、昆布)。長崎ちゃんぽんの白湯とは全く違う。
ちゃんぽんという言葉を使う理由が分からない。タンメンと呼んだ方が適切。
しかしスープの味は濃過ぎる位に濃く、非常に美味しい。
豚そばも食べに来てよい。

2016/11/7
谷記 錦糸町南口店
拉面 303円
小口葱。
若布が多い。
茹で玉子半個、普通の茹で玉子だがおいしい。
チャーシュー二枚、少し臭みあり。
細ストレート麺、潅水が効いていそう。スープと良く馴染んでいる。
スープは悪くないが、でもチャーハンのおまけレベル。
驚異の低価格だが、全てのメニューがこうではなく、素ラーメンだけ飛び抜けて安い。
中華麺の種類が多いので来てみたが、肉料理などをただ乗せて種類を増やしているだけで、中国の麺料理について勉強になるものはなかった。

2016/11/9
蔵前四丁目・らーめん改
店名の改、その心は貝。
味玉貝塩らーめん850円(貝塩らーめんは750円)
大盛(320g)100円(並は240g)
竹の子、櫛型に切ってある。
若布。
チャーシュー二枚、ロースト風、なぜか少し酸味を感じる。硬め。
三つ葉の香りが良い。
味玉は半熟。
自家製の太縮れ麺。特に美味しくは感じない。細麺の方が合うのかも知れない。
透明のスープ。貝の香りをうっすら感じる。
貝の酒蒸しの汁を思い出してしまう。
スープは飲み易く美味。
このような貝の出汁を、竹の子や若布、そして三つ葉のような和風の仕立てにしたのは正解なのだろう。
そしたらチャーシューは鶏の方がマッチするような気がする。
このラーメン、まだ「改」善の余地あり。

2016/11/10
錦糸三丁目・李晃
排骨麺 950円
大盛 100円
(排骨単品は600円、ラーメンも600円)
排骨は注文してから揚げる。この排骨は以前、飲みに来た時に食べたが、絶品。
刻み葱。
小松菜は麺を茹でる釜に少し浸した。これが美味しかった。
メンマ、濃く醤油で煮てある。それほど甘くない。
中太ストレート、つるつるの中華麺。食感が良い。美味しい。
スープは濁った焦げ茶色。癖がなく、飲み易く、旨味を感じる。
雲南麺など、他の麺も食べていきたい。

2016/11/17
錦糸三丁目・李晃
雲南麺 1300円
大盛 100円
この雲南麺は通常のラーメンとは全く異なる手順で供される。
まず中身の入っていない熱いスープが出される。
丼も麺を茹でる釜で温められている。
生の豚肉が出され、それをしゃぶしゃぶのようにスープに入れる。肉はしゃぶしゃぶの肉よりも厚いが、それでも色が変わってくる。
次に麺を入れる。
その上に既に調理されている具を飾る。イカ、ヤングコーン、フクロダケ、小松菜。
雲南麺というが、雲南にイカはないであろう。
豚肉はひどく美味しい。
スープは澄んだ塩味。
スープには胡麻油の香りがし、さらに胡麻粒も入っている。
中太ストレート麺、これは排骨麺と同じ。
味はくどくなく、あっさり美味しく頂ける。
これは全くの珍品である。日本の他のどこでも見たことがない。
(これが過橋米線であることを後で知った。2016/12/11)
店の人に訊くと、何十年も前、中国から調理人を呼んで料理をしてもらっていたらしい。調理人は一度代替わりしている。
それらの調理人から習ったメニューが今でも生き残っている。
調理人が雲南出身の人であったのかも、確とは答えてくれなかった。
謎多き店である。
他の麺メニューも食べに来たい。
レバ麺
炸醤麺
広東麺
ラーメン
ワンタン麺
タンメン

2016/11/24
錦糸三丁目・李晃
牛肉麺 950円
大盛 100円
小松菜、茎が多く硬い。
葱、小口。
醤油で煮込んだ、牛の角煮。八角が利いている。少し甘い。
いつもの中細ストレート麺。
醤油スープ。
角煮の味が移ったか、スープまで甘くなってしまっている。
この牛肉麺とやらはもういい。
豆板醤でスープが辛く汗が出る。
食べてみたいツマミメニュー。
レバー揚げ 600円
ハツ焼き 600円

2016/11/28
神田三崎町・横浜家系ラーメン田中
ラーメン中 240g 750円(並は160g650円、大は320g850円)
ライスは無制限に無料。
海苔大三枚。
ホウレン草。
小口葱。
チャーシュー大一枚。
中太ストレート麺。つるっとした麺。
横浜家系ラーメンとして標準的な美味しさ。
スープの濃さは普通で頼んだが、それでもかなり濃いので薄めで頼むべきだった。

2016/12/1
銀座六丁目・支那麺はしご(橋悟)本店
昭和39年創業
太肉(だあろう)麺900円 大盛100円 ライスサーヴィス
もっと汚い中華屋を期待していたが、銀座風の雰囲気のある店だった。
小口葱少し。
小松菜、香り豊か。
太肉三枚、チャーシューと言われればそう思ったであろう。違いは何?
軟らかく煮てある。八角の香りがする。自分には肉の量が多過ぎる。
極細ストレート麺、食感はプリプリしている。これはこれで良いのでは。
醤油味のスープ。醤油の色は濃い目。
柚子の皮が入っている。
どちらも弱い味なので衝突はしないが、八角と柚子の組み合わせはどうなのだろう。最後スープを飲んだときは、柚子の香りをより強く感じた。
中華麺というより、東京醤油の一種と見做すべきではないか。

2016/12/4
亀戸五丁目亀戸横丁内・薬膳ラーメンドラゴン
プラチナドラゴン(有機白醤油味) 800円
味玉子(羅臼昆布味)100円 味玉はとても美味しかった。
チャーシュー。
刻み葱。
ナメコ。
豆もやし。モヤシでなく豆モヤシというのは珍しい。
貝割れ。具は麺とスープにとてもよく合っている。
細ストレート麺、緑と黄と紫の三色。
塩スープかと思ってしまった。あっさり味のスープ。
調和のとれた美味しいラーメン。

2016/12/6
浅草橋一丁目・吉祥餃子房
坦々麺刀削麺 800円
小松菜、ただ硬いだけでスープに馴染んでいない。
挽き肉、その上に胡麻粒。
平たい麺、軟らかく、もちもちしていて、スープを良く吸っていて、素晴らしく美味。この麺は破格に旨い。
スープは、何に因るのか知らないが、酸味が強い。
喫煙可の煙い店だが、麺は旨い。
焼き餃子五個300円は小籠包の形をしている。味は特に何とも感じなかった。

2016/12/11
亀戸五丁目・亀戸刀削麺
紅焼排骨麺 850円
キャベツ、モヤシ、パクチー、葱、胡麻粒。
排骨は揚げてなく煮てある、骨付きのスペアリブ。
平たく幅の広い麺。麺は浅草橋一丁目・吉祥餃子房のように軟らかくない、一歩及ばないか。
唐辛子味のスープ。
スープがとにかく旨い。醤油味か。

2016/12/11
亀戸五丁目・亀戸刀削麺
油★麺(中国漢字で分からない)830円
汁なし麺。混ぜ麺。
キャベツ、パクチー、葱、胡麻粒、大蒜、砕いた落花生、唐辛子。
紅焼排骨麺と同じ平たく幅の広い麺。
大蒜が大量で辛い。
美味しく食べられた。
ここは西安の料理の店のようである。

2016/12/12
岩本町三丁目・元祖中華和合餃子
野菜刀削麺 750円
大盛 100円
人参、しめじ、モヤシ、キャベツ、木耳。
スナップ豌豆と蓮根は茹でが足りない。
海苔小二枚、マッチしていない、それともこれが意外にいいのか。
パクチーの香りが強い。
野菜は何でも構わず入れた感じが少しある。
挽き肉。
胡麻粒。
半熟半玉子。
幅広麺、軟らかく、もち米の餅のようにもちもちしている。
透明な塩スープ、スープだけ飲むとあっさり、くどくなく美味しい。
ただ麺との相性、麺をどれだけ美味しくしているのかという点からも考えるべき。
和合焼き餃子、五個、390円
羽根付き。皮は厚め。噛むと肉汁が噴き出す。餡がぎっしりで膨れている。
(飲んではいないが、生ビールはサントリー)

2016/12/14
浅草橋一丁目・唐福
野菜刀削麺(ヘルシー塩味) 700円
麺大盛 150円
韮、人参、玉葱、チンゲン菜、木耳、エノキ茸、キャベツ。
麺は硬めだが、もっちりして悪くない。
野菜刀削麺、これはスイトンに近いところがある。
スープは塩味、僅かに塩辛い。
このスープは不味くはないが、日本の優れたラーメンには劣後する。

2016/12/17
亀戸五丁目・亀戸刀削麺
店名は刀削麺となっているが、実際はここの麺は手で引き伸ばしている。
坂本一敏『誰も知らない中国拉麺之路』のP100に
「笹蒲鉾のような麺生地を作り、これを両手で伸ばすのである。」
とあるが、まさにその通りの作り方である。
調理している女性は西安出身で、この記述は西安の近くの土地の麺に関するものである。

2016/12/19
大久保二丁目・山西亭
ヨナ麺(ミェン)カオ(木考)ラオ(木老)ラオ(木老)(中国漢字なので入力できない)780円
山西省の☆麦(燕麦の一種)を筒状にして蒸籠に並べ蒸したもの。
直径12cm程の蒸籠。蜂の巣のように見える。
トマトと黒酢の二種のタレ。
これは旨い。全粒粉のような黒目の色。もっちりした蕎麦のような感じ。

2016/12/19
大久保二丁目・山西亭
五目野菜刀削麺 780円
韮、人参、モヤシ、キャベツ、木耳、豚肉。
木耳の質からして違う。
トロミを付けているようにも見えるが、麺から出たものかも知れず分からない。
麺はそれほど幅広ではない。
塩味スープ、スープは熱々。スープに薄っすら胡麻油を垂らしてあるか。
野菜の炒め方を含め、トータルでかなり美味しい。丁寧に調理してあり、完成度が高い。
料理は素晴らしいのに、残念ながらかなり煙い店。
飲んではいないが生はサントリー。青島、アサヒの壜がある。
新大久保の駅から遠いが、あと数回通って山西省の名物は皆食べてみたい。


東京のラーメン屋探訪記2017年

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