東京のラーメン屋探訪記2012年

2012/2/12
住吉二丁目・NEW OLD STYLE 肉そば けいすけ
肉そば味噌 並 780円
一時過ぎ、満席。
味噌とは言っても、札幌ラーメンのように味噌粒がざらざらしておらず滑らか。
これも醤油に負けず非常に美味しい。
「多店舗展開できる力を持ったラーメン」などと以前書いたが、既に十店舗以上あるようだ。

2012/5/11
新宿・風雲児
つけめん 750円 並みか大盛りを選べたので、大盛りにしてもらった。300g
代々木に用事があったので、そこから歩いて行った。
4時半に着いて、早すぎたかと思ったが、直ぐに行列ができ始めた。4:50入店。
麺もスープもわざわざ歩いて行って、行列までして食べる程のものでもない。

2012/6/4
浅草橋五丁目・めんや来吉(らきち)
つけ麺 大盛り 830円(500g) (並は730円(370g))
麺の側に1/8レモン。あらかじめ麺に掛けておくと心地よい。
太いメンマ三本、軟らかく味付けが程よく美味い。
細かい海苔、この海苔が利いている。
麺は中細縮れ、つけ麺は太麺の所が多いが、これもまた良いのではないか。
確かに少しくっつき食べ難さがあるが、そのためテーブルに白胡麻油が置いてあ る。使わなかったが。
レモン、海苔、細麺と、麺の乗った皿の側には多少の新味を感じる。
スープの中は小さめに切ったチャーシュー。小口葱。
スープは特に濃厚ではない。これもまたこれでくどくなくて良いのではないか。

2012/6/11
浅草橋四丁目・錦雲豚(キンウントン)
らーめん650円 替え玉半量(半玉)50円
麺は硬いばかりで、スープは薄いというかボディが足りない。

2012/6/13
浅草橋四丁目・とんこつラーメン荻
煮玉子ラーメン 750円 替玉 100円
福岡から取り寄せているという麺が良い。
口上では、豚骨の骨粉がスープに混じっているとのことだが、確かにスープの食感が独特である。
特色のある豚骨ラーメン。

2012/6/14
浅草橋一丁目・中華そば 幸貴(こうき)
中華そば 600円
それなりの味で食べられるが、特筆すべき程のこともない普通の中華そば。

2012/6/15
浅草橋一丁目・つけ麺 素家(そや)
油そば 650円
並は200gを大盛り(300g)にしても価格変わらず。
食べ応えがあり、お値打ち。
ナルトがふんわりしておいしかった。
つけそばと中華そばもいってみたい。

2012/7/4
神保町・麺処おかじ
鶏白湯塩ラーメン 750円
人参、水菜、チャーシュー。
スープにもっと味の強さがあってよいと思ったが、連れがいて集中し切れなかったので、また次回。

2012/7/5
神保町一丁目・麺屋33
丸鶏旨味そば塩 700円
中盛り(200g)まで追加無し(並150g)
太メンマ3本。
葱小口、浅葱、かいわれ。
チャーシューはあっさり(これは鶏か)。
細麺、旨味を感じる。
かすかに海老の香り、東南アジアが匂ってくる。
初回に醤油ではなく塩を選んで正しかったと思う。

2012/7/8
双麺 錦糸町店(旧店名:漁だし亭)
双麺ラーメン塩 700円
極太平打ちつけ麺 醤油 700円
つけ麺のあつもりは茹で汁の中に浸かって出てきた。あまりないこと。
つけ汁も醤油味が強く、いま一つ。
ラーメンは背脂と揚げ葱と玉葱と入っていて、色々手を出しすぎて焦点が定まらない。

2012/7/10
三崎町二丁目・麺処直久
純鶏らーめん醤油 600円
薄切り小口葱、浅葱。
普通の海苔のようだが、青海苔。
メンマ、自社で乾燥メンマを炊いている。
焼豚、軟らか過ぎず、豚の臭いが残る。
細麺、自社工場、ソーメンに近い味わい。
鶏の香りが立ち上る。素晴らしい。
品良く、完成度が高い。

2012/9/7
秋葉原・らーめん紬麦(つむぎ)
和ダシぶっかけ醤油 680円
香川県産讃岐うどん用小麦「さぬきの夢」100%使用・自家製麺
山葵、天カス、白髪葱、小口葱、肉。
少し黄色めの中太から太麺。すごいコシ。
次はラーメンをいく。

2012/9/12
田中そば店 秋葉原店
中華そば 700円
綺麗な店内。
小口葱、生な感じ。
メンマ、細くて色が濃い目。
チャーシュー三片、旨い。
細い手打ち風の形。
透明な清湯。味がしっかり付いていて美味しい。
鶏のダシが強く効いている。
シンプルな中華そばだが完成度は高い。
鶏ではない?豚骨?

2012/9/13
千代田区猿楽町・Soup → 静岡県掛川市に移転(2014年7月
地鶏だし端麗塩Soup 650円
海苔一枚。
水菜。
白髪葱。刻み葱も少し。
メンマ、味は強いが、さっぱりした味。
半熟玉子1/2。これもまた卵らしい味が残っていて美味。
チャーシュー一片、綺麗な赤身の肉。
ソーメンのような極細麺。加水率の低い麺。芯が粘っこくてうまい。
Soupという店名だが麺が素晴らしい。
わずかにカレー粉色っぽい透明なスープ。
何とも上品な和風のダシ。
完璧と言ってもいい一品。

2012/9/14
外神田三丁目・福の神食堂
中華そば 680円
+ランチサービスで鶏そぼろご飯
海苔一枚。
メンマ、太い。
チャーシュー二枚。
葱、浅葱。
極細麺、硬め。
不味と言う程ではないが、麺もスープもありきたりの東京醤油の水準を越えていない。
頼んではないが、追加のチャーシューには鶏チャーシューという物がある。

2012/9/26
千代田区三崎町二丁目・旨辛ラーメン表裏
水道橋駅東口・総武線ガード下
麺屋こうじグループ
鷹の爪 700円
麺の量、並160g、中260gから中を選んだ。
注文時ににんにくの量を訊かれ、普通と答えた。
茹で野菜、もやし、韮、キャベツ。
固めの太麺。基本的に二郎なのか。
唐辛子スープの二郎。
二郎のような肉は無い。肉系のものは全く入っていない。
有料のトッピングに唐揚がある。これがこの店の一つの売りのようだ。
標準メニューである鷹の爪にもこの唐揚を一個だけでも入れた方が、店の味がはっきりして良いのではないか。
少し物足りなさがある。
小麦種皮を使っているらしいが、それが茶色っぽい麺の色の由来であろう。

2012/9/28
本郷三丁目・らーめん雅ノ屋
醤油らーめん 650円 大盛(無料)
海苔一枚の上に煮干粉。
刻み葱。
背脂。
貝割れ10本ほど乗っている。
チャーシュー、柔らかタイプ。
細くて白いメンマ。繊維質が強くて硬いが、香りは良い。
麺は太麺。思いの外硬くて粘っている。もちもちして噛み応えがある。
スープは煮干と鶏がらとのこと。醤油味の強い古いタイプの東京醤油そのまま。

2012/10/3
市谷・麺や庄の
味玉らーめん 830円
替え玉 100円
海苔一枚。
小口葱、刻み葱。
揚げ葱。あまり効果を感じない。
胡麻粒。
メンマ、煮る前の竹の形が残ったような。
チャーシュー二枚。
自家製麺、普通の太さ。自家製麺の良さが出ている。
スープも味が強くて良い。

2012/10/13
墨田区横川・麺工房 武
ラーメン 650円
太麺と細麺から太麺を選んだ。麺は浅草開化楼。
刻みチャーシューの乗った半ライス 100円
唐辛子の付いたメンマ。
刻み葱。
茹でキャベツ。
チャーシュー一枚。
豚骨魚介スープ。
スープの味が濃くて良い。ライスを入れて食べた。

2012/10/24
神田佐久間町一丁目・麺処マゼル(MAZERU)
入り口が分かり難く、見つけるのに難儀した。
醤油 200g 700円
トッピング無料、野菜とニンニクを注文。
生卵が頂上に乗って出てくるのに驚愕。
こんなラーメン見たことがない。
茹でたモヤシとキャベツ。
そこに鰹節と黒胡椒。
大きな肉塊。
極太麺。極めて硬い。三河屋製麺。
麺、具、トッピングと、発想の基本は二郎なのであろう。
ただそれをそのまま、混ぜそばにしてしまう、そのアイデアは極めてオリジナリティーが高い。
模倣と独創の素晴らしい融合形。

2012/10/25
千代田区外神田一丁目・中華そば活力屋
中華そば 600円
麺 150g
小口刻み葱、ホウレン草、ワカメ少々。
ナルト。
チャーシュー、赤身の繊維質。
細ストレート麺、少しつるっとするが、ある程度硬く、噛み応えがある。
少し濁ったスープ。ほのかにとろっとして気持ちいい。
東京醤油を麺もスープも上品にグレードアップさせた一品。
メンマは入っていないがこれでいい。

2012/11/1
台東区台東・富白(とみしろ)
鶏塩拉麺 650円 大盛+50円
半熟味玉子50円
生玉葱スライス、貝ワレ。
揚げ葱?
アオサノリ。
炙り鶏肉。
超ミニ肉団子、三個。
浅草開化楼特性麺、中細縮れ麺。
清湯スープ。澄んだ綺麗なスープ。
色々工夫しているが、効果の程は?
全体のまとまり、完成度はどうなのか。
タンメンを頼んだ方が良かったのか。

2012/11/2
神田小川町・とろ肉つけ麺 魚とん(うおとん)
平太麺つけ麺 750円
並、大盛、特盛から特盛400gを選択。
スープはカレーでなく魚介味を選択。
麺にとろろ昆布が少量乗っている。
麺が良い。うどんのよう。

2012/11/9
ラーメン二郎 神田神保町店
ラーメン 650円
朝飯を食べずに行く。
10:45 到着。行列の末尾に並ぶ。15人目。
11:00 開店。席数10なので、二順目になるはず。
11:20 入店。
11:28 野菜、ニンニク増しで注文。ラーメンが出てくる。
丼が既に重い。噂に聞く量の多さを予感させる。
モヤシ、キャベツ、背脂。
肉、二片。
野菜が多い。文字通り山盛り。どうやって食べたらよいのか困惑する。
麺が本当に多い。普通の店の大盛りの二倍以上あるのではないか。
食べても食べてもという感じだが、すべての事には終わりがある。
肉がまたでかい。二片というより二塊。
しかし何とか食べ終えた。
れんげがない。
しかしスープも飲み干した。
11:50頃、完食、店を出る。
二郎という名の通り、男客ばかり。この量では必然の成り行きか。
で、このラーメンは美味いのか。
二郎諸店の中での位置づけは。
一部の店のように甘くはない。
だがスープの味はそれほどか。
塩分も要を得ているとは言えないと思う。だから、辛目という注文の仕方があるのではないか。
麺も自家製麺ということだが、特に美味いと感心することもない。
このラーメンが、標準的な分量で出されたとしたらそれでも行列店であり続けるか。
量はインパクトがある。しかしただ二郎が食べたいのなら、亀戸や小岩など、他の店でもよいのではないか。

2012/11/16
新橋・月と鼈(すっぽん)
濃厚煮干しつけ麺
並盛240g、大盛360g、特盛480g、どれでも780円なので特盛にした。
カネジン食品の麺。
特筆すべきことはない。
食べているうちに漬け汁が冷めていってしまう。
やっぱりラーメンが食べたいと思ってしまう漬け麺。
漬け麺は麺の量がお得なのでどうしても漬け麺に釣られてしまう自分がいる。

2012/11/29
神田佐久間町三丁目・天神屋秋葉原店
醤油ラーメン 680円 並(150g)を中盛200gでも同じ値段。
水が不味いのに閉口。
半熟卵半分。
ほうれん草。
メンマ。
太麺、何でという位、麺が美味しくない。
チャーシューも駄目だ。
スープもとろとろに作ってはいるが。
夕方七時、他に客が一人もいない。
帰り際に二人入って来た。


東京のラーメン屋探訪記2013年

清水真哉のラーメン

清水真哉のホームページ inserted by FC2 system