東京のラーメン屋探訪記2006年

2006/1/29
歌舞伎町一丁目・神座(かむくら)
おいしいラーメン 700円
テーブルにニラ、にんにく、豆板醤
具に白菜。固い部分が柔らかく煮られていない。
赤唐辛子粉。
チャーシュー、そしてその他に豚肉。
黄色い細ストレート麺。つるっとしている。麺が弱い。
薄めの醤油味スープ。
確かに変わっているが、また来る気になるかどうか。

2006/4/4
渋谷・喜楽
中華麺 600円
固い味付き半玉子。
固めのチャーシュー一枚。八角の効いた味。
揚げ葱。
茹でモヤシ。
太麺。よくスープを吸っている。程よい塩加減。食べる時モヤシと一緒になるその食感がいい。
表面に脂が沢山浮いている。
大学時代、何回か食べているのだが、それ以来だと思う。
作る人は替わっているとのこと。
しかし私は変わらぬ美味しさと言いたい。

2006/4/8
つけ麺屋ごんろく両国店
店の前を通り掛かったら行列していたので入ってしまった。
醤油ラーメン 大盛り 680円。並でも大盛りでも同じ値段。自家製麺らしい。
小口葱。
メンマ。ぼやけた味。
チャーシュー、別に。
太麺。つけ麺屋なのに麺が美味しくないのでは終わっている。
スープは、いかにもつけ麺のタレにスープを入れましたといった感じの大味さ。
節の香りはした。

2006/10/8
天下一品錦糸町店
天下一品は00年に大阪で食べて以来二回目。
あまりにもどろっとしているスープ。
このとろみはどうやって出しているのであろうか。
具はメンマとチャーシューと青葱の小口。メンマは不似合い。

2006/11/3
錦糸町・つけめん こまい
醤油らーめん 600円
中太ストレート麺 160g
チャーシュー1枚、のり、メンマ、ネギ、かまぼこ。
動物系と魚系のダブルスープ。
麺はかなり固い。
スープの味が濃くて美味しい。
トッピングの味付半熟卵(100円)も良い具合。
スープには唐辛子粉と黒胡椒が入っている。

醤油つけめん 650円
中太ちぢれ麺 200g
チャーシュー1枚、のり、メンマ、ネギ、かまぼこ。
温麺もあるようだが、何も言わないと冷麺で出てくる。
麺がもちもちしている。
麺はこちらの方が良い。
スープは酸味がある。
塩辛過ぎないので、スープを足してもらわずに飲み干してしまった。
祭日の午後一時半なのに、私達の他には後から来た客が二人。
もっと流行っていいはずなのに、入り口が狭いからか。
店内の内装からすると、元バーだった店の居抜きで営業しているようである。
宣伝のために住所を書いておくと錦糸町駅南口、丸井の裏。江東橋3-9-1。亀戸餃子の隣。

2006/11/9
新橋・岡山ラーメン後楽
中華そば 500円のまま大盛
自家製卵入麺、細ストレート。
メンマ、チャーシュー二枚、小口葱。
スープは醤油だが澄んではいない。
魚介の味が多少する。
可も無く不可も無く。
量が多いのでサラリーマンの昼飯には良いのでは。

2006/11/15
麹町平河町・めん徳二代目つじ田
らーめん 700円
小口葱
海苔一枚、味付け海苔ではなく焼き海苔。
メンマ、柔らかくて旨い。
チャーシュー一枚、厚め、これも柔らかくて旨い!
三河屋製麺、中太麺、固い。
魚介の香りが良くする。
とろみの強いスープ。
極めて満足度の高いラーメン。
五時再開と同時に入ったが、次々と客が来て席が空くことはない。

2006/11/18
南砂・とうかんや(十日夜)
土曜の昼、行列をしている。
店内はブリティッシュロックが流れる。
しょうゆ 600円
海苔一枚、青葱小口。
メンマ、これも手作りらしい。
輪切りの赤唐辛子がいくつか見える。
浅草開化楼の麺、黄色い。中太ストレート。固いがうまい。もぐもぐ食える感じ。
チャーシュー、しっかりした味わい。
古典的東京醤油に割と近い。
魚介の香りが前に出ている。
しかしスープに重みが足りないのか、今一歩。
亀戸から自転車で来たが、また来たくなる程ではなかった。
塩を食べるべきだったのか。

2006/11/19
錦糸町・じゃじゃまる
船堀にも店があるらしい。
らーめん 650円
ランチのサービスなのか、無料でライスか麺大盛りを選択できる。
海苔一枚、メンマ。
小口葱と、それとは別に浅葱(?)。
チャーシュー一枚。厚めで軟らかい。丸。
太縮れ麺、麺が旨い。
麺は国内産小麦と藻塩にがりを使用とのこと。
また麺は細麺を選択することもできる。
背脂が控えめながら入っている。
スープは醤油味、醤油の味が少し強い。出汁もよく取れている。うまい。

藻塩ラーメン 700円
卵をトッピング。
小口と浅葱、海苔とチャーシューまでは同じ。
他にホウレン草とワカメが入っているが、メンマはない。ちゃんと考えている。
麺も同じ。
背脂が入っていることも同じ。
スープは少し白濁している。
こっちもスープがしっかり取れている。
上とは明確に味が分かれていながら、こちらも美味い。
錦糸町はラーメン不毛の地と思っていたが、なかなかそうでもない。

2006/12/17
亀戸二丁目十三間通り商店街・関東とんこつ梟(ふくろう)
塩とんこつラーメン 600円
キクラゲ。青葱小口多め。背脂。
ラー油が浮いている。
メンマ、軟らかいが今一つ。
大判チャーシュー、軟らかい。豚の臭い。
中太麺、黄色め。インスタント風。
冴えない。
テーブル上にあるゴマを入れた。
他に紅生姜と高菜と辛みニラが置いてあったが使わず。
ご飯無料。

2006/12/20
浅草1-36-7・与ろゐ屋
らーめん 650円
豚骨、鶏ガラ、野菜、九十九里の煮干、枕崎のかつを節、利尻の昆布。
麺は浅草開化楼。
海苔小一片。
メンマ、こりこり。
葱の刻みが東京醤油ラーメン風。
チャーシュー、繊維が強く、味が強い(噛み応えがあり、味が染み出る)。
スープは熱い。
かつを粉の香りがする。
少しとろみが出ている。
ゆず皮が豊かな香りを出している。
細縮れ麺、柔らか過ぎ。ここでの減点が大きい。

2006/12/21
小伝馬町16-12・らーめん ぽっぽっ屋本店 馬喰町A番出口より2分 
店主はラーメン二郎で修行したとのこと。
らーめん 680円
茹で野菜(もやし、きゃべつ、きくらげ)
玉葱のみじん切り、しゃきしゃきしている。このラーメンには長葱よりも合っている。ラーメン二郎から進化した点。
チャーシュー小片三枚。
背脂。
低加水・極太麺。激旨。固め。味が良く染みている。「アゴが疲れるゴムみたいな麺」(店主)
スープ(豚骨、鶏のモミジ、野菜)は少なめだが、これで十分。
醤油味。
背脂、ゆで野菜、玉葱、刻みニンニクが無料で増量できること(これも二郎流)に、食べ始めてから気が付いた。
また来たくなる味。

2006/12/24
名代亀戸餃子錦糸町店
味噌ラーメン 550円
炒め野菜(もやし、玉葱、韮、人参、生姜)
挽き肉。
小口葱。
素麺のような細ストレート麺。いささか茹で過ぎ。でも悪くない。
満足できる美味しさ。
餃子が亀戸店より具が多くて美味しい。

2006/12/25
両国本所1-10-1・ら・めん風
らあめん 630円 小ライスがサービス(昼時だから?)
ローストビーフのような綺麗な色のチャーシュー、上品なおいしさ。
メンマ、あまり味がしない。
小松菜、しゃきしゃきして良い。
斜めに切った葱が珍しい。
海苔一枚、薫り高い。
黄色い細縮れ麺。柔らか目、私には柔らか過ぎ。
魚介の香りはあまり強くない。
綺麗な茶色をした、上品な味のスープ。ご飯を入れるのが似合わない。
丁寧な仕事振りが感じられるが、今一つインパクトに欠ける。

2006/12/28
門前仲町富岡1-21-9・支那そば晴弘(はるこう)
店内クラシックが流れ、清潔ではあるが、禁煙にすべし。
支那そば 600円
海苔一枚、香り良し。
かいわれ、ちばき屋の暖簾分けであることを実証する。
メンマしこしこ良い香り。
チャーシュー二切れ、軟らかく味がよく染みている。
厚めに切った小口葱、厚い分辛みが強く、悪くない工夫。
背脂。
極細麺、味がよく絡(から)んでいる。
極めて水準の高い、東京醤油系ラーメン。
夜はつまみが美味いらしい。


東京のラーメン屋探訪記2007年

清水真哉のラーメン

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