ラーメン屋探訪記2006年・08年・15年

2006/9/17
横浜カーフリーデー実行委員会の帰り、エコクリエイターズクラブのSさんと。
横浜家・横浜駅西口店
ラーメン 600円
大判海苔三枚。
わかめ、刻み葱、ゴマ。
ほうれん草、量が多く、新鮮で良い。
チャーシュー一枚、固さは普通だが、味わいに欠ける。
中太ストレート麺、かなり固め。
豚骨醤油、味は薄め、多少酸味を感じる。
家系の全体的な水準の高さからすると、この店に特に感銘はない。

2006/11/4
山形市・栄屋本店
冷しラーメン 700円
満席。
日本蕎麦もやっているというより、内装は完全に日本蕎麦屋の造り。
創業昭和七年にふさわしい年季の入った店内。
「牛と鰹節、昆布のベースにラ・フランスの香りを加えた。」
きゅうり二切れ、メンマ、かまぼこ、海苔一枚、もやし。
チャーシューではなくビーフ(山形は和牛で知られる)。
表面には油が浮いている。
太麺は強いコシがある。
氷十個以上で冷している。
奇抜な発想だがかなりいける。
スープの味をしっかり取っているからだろう。
小口葱はかなり辛い。湯でないところに入れているせいか。

2008/7/28
熊本市・元祖熊本ラーメン こだいこ(昭和29年、玉名市にて東洋軒として創業。昭和32年、熊本市に進出してこだいこと改名)
ラーメン(あっさり)650円
スープは豚頭のみ三日炊く。野菜も鶏ガラも使わず。
にんにくラード。
チャーシュー×2。
小口葱。木耳。
卵麺。細麺。
白濁スープ、独特の臭みあり。あっさり薄味。680円のこってり味にした方が良かったかも。
今風の作り上げられた味でなく、老舗らしく素朴な味わいで良かった。

2008/7/28
熊本市・紅蘭亭
太平燕(たいぴんえん)735円
茹で半玉子二個、海老、イカ、豚肉、キャベツ、木耳、細葱。
春雨のチャンポンといった趣。
多少白濁しているが、豚骨スープをブレンドしているのか。
具への味の絡みは悪いが、スープは上品で滑らかな味で美味い。

2015/8/27 7:20
北浦和1-2-13・娘娘(にゃんにゃん)北浦和店
高校在学中に度々来た店。
卒業後、一度でも来たことがあるのか記憶にない。
数年前、用事で浦和方面に来たとき立ち寄ろうとしたが、その時には既に、駅前通りから現在の位置に移転していた。この時は定休日ででもあったのか店は閉まっていた。
卒業以来、33年振りの訪問であるのかも知れない。
ネットの情報によると、この店はもともとは矢島商事という会社の経営だったが、会社が解散した後、個々の店は、従業員などが引き継いでいるとのこと。だから北浦和店という表現は今では適切ではない。
店主の顔と声に覚えがある。しかし確認はしなかった。
ビール(サッポロ黒ラベル)大瓶 550円
煮込みは終了。
餃子 7個で250円。中華系の香辛料、おそらく八角などの香りが強く、皮も軟らかく、独特の美味しさ。激安。マーボー豆腐も終了していたので、もう一皿追加。
本命のスタミナラーメン。450円(ラーメンは400円)。
この相場なら高校生の乏しい小遣いでも食べられたはず。当時の価格はいくらだったのだろうか。
小口葱。
韮、もやし、挽肉、バラ肉を炒めて豆板醤で味付をしたものが乗っている。
極細麺は柔らかめの茹で加減。しかし、昔からのラーメン屋にはこのくらいの軟らかさの店が多い。
スープ、意外にも節の香りが強い。しかしコクはない。
子供の頃に食べた駄菓子を、大人になってまた食べたような印象を持った。
高校生の頃は、このスタミナラーメンとスタカレーしか食べた記憶がない。ギョーザやチャーハンも頼んだことはあったのだろうか。
普段、ラーメン屋でビールを飲む事はないのだが、今日は、大人になってから来たという意味もあり、ビールでつまみを楽しみたかった。
今回食べてみて、今日は頼めなかった他のメニューも食べてみたいと思った。


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