このわた 一壜二千円。
生臭い。長く伸びていて包丁を使ってやっと切った。切った後は、珍味として賞味し得た。

くさや(新島産) 一壜五百円。サリ。
まるで肥だめを口のなかに含んだような。

デンマーク産鱈のレバーのオイル煮の缶詰

98/11/27
ホウボウ 450円(谷津駅南口商店街ミニ市場の魚屋築地魚勝 453-5665)
刺し身にして食べた。肉はあまり取れなかった。ほんのりとした塩味は上品だが、肉はzähで、そんなに、この価格に見合うほどのものなのかと思った。

98/11/27
ホッケ 一尾100円(魚勝)
居酒屋で干物の塩焼きで食べるものと思っていたホッケが、生で安く出ていた。魚屋が、煮付けが一番おいしいというので、煮付けの作り方を教わって作ってみた。味醂、醤油、白ワイン、日本酒、生姜。これがこれまでに食べたことがないほどに美味かった。青魚の煮付けなど足元にも及ばない、上品な美味しさであった。僕の刺し身至上主義を打ち崩してくれるに十分以上であった。しかしこんな美味しい魚が、干物でしか出てこないというのは一体どうしたことか。

98/11/30
助惣鱈のオス 一尾70円×2(魚勝)

98/12/14
アサバ鰈(かれい) (魚勝)
名前の記憶が不確か。煮付けにする予定。

99/02/18
鰆(さわら)
頭の側半分を網で焼いて食べた。意外と脂が乗っていた。しかし特に美味しいとも思わなかった。煮た方が良かったか?
99/02/19
今日は尾の側半分を料理した。フライパンにオリーブオイルを引いて焼いただけ。途中から天草なばなを一緒にいため、仕上げに醤油を使った。
ワインは89年産、モーゼル・リースリンク。非常にいけた。

99/06/06
岩手産黒ソイ 一尾180円(魚勝)
塩焼き

99/06/10
近海・たかべ 一尾(174g)661円(一番鮮)
塩焼き

99/06/12
いさき 一尾350円(魚勝)
店の人にさばいてもらった。刺し身。→この頃はまだこういうこともしていた。今はもう店の人に捌いてもらうことはしていない。

99/07/05
いしもち(ぐち) 一尾330円(駅近くの魚屋)

99/07/05
毛がに 一匹350円(スーパーマックス)
本に茹で時間30分と書いてあったが、あまりにも長いのではないかと思って、25分で引き上げて食べた。身は十分柔らかくて問題はなかったが、味噌の美味しい部分が茹で汁に溶け出してしまっていた。どうすればよい?

99/09/02
こち 一尾270円(稲毛海岸ジャスコの中の魚屋)
刺し身にした。醤油、米酢、ワサビ。うーん。本には上品な味と書いてあるが、刺し身にする切り方供し方が、それに見合うだけ上品ではないのか。それとも、川西先生が言っていたように、活け締めにしてからの時間が短いため、味がまだ熟していなかったのか。
→薄造りに出来なきゃ駄目なのよ。

99/09/04
マコガレイ 一尾380円(魚勝)
煮魚。やはり煮魚としては美味い魚。

99/09/05
カワハギ 二尾360円(スーパーマックス)
カワハギの美味さ以上に、自分の料理が上手くいったことに感激した。
今日は一尾だけ食べた。水250ccに、干し椎茸一個を千切って入れて沸かす。更に削りかつお節を入れて出汁をとる。調味料は塩だけ。そこに軽く塩コショウしたカワハギを入れて、表裏五分づつくらい煮る。途中で葱、約三分の二本を入れた。
椎茸とかつおの出汁がこんなにも香り高いものだったなんて。そして葱の香りが立ち込め、そこにカワハギの淡白な味が自然に合わさる。
僕がこれまでに作った魚料理の最高傑作と言ってもいい。

99/09/08
ホッキガイ(ウバガイ) 一個100円×4(スーパーマックス)
店の人からは、軽く湯通ししても美味しいと言われたのだが、まだ生きていたので、生で食べたら十分美味しかったので、そのまま四個生で食べた。
醤油を掛けながら食べたが、野趣があり、旨みが十分で美味しかった。
でも帆立のほうが美味しい?

99/09/13
淡路島産トビウオ 一尾130円×2(魚勝)
刺身。一尾で十分だった?
醤油に味噌を混ぜて食べた。鯵の刺身と鯉の洗いの中間のような感じ?淡白ながら味があって、なかなか美味しく食べられた。

99/09/16
メダイ(イボダイ科) 一尾650円(魚勝)
体長約35cm。体重700g。刺身。大変美味しい刺身がとれた。脂が乗っていて、これは魚類学的には鯛ではないようだが、鯛のように美味しかった。いやこの脂っぽさはハマチか何かか。御茶漬けにしてみたかった。
一人で食べるには多すぎるくらいの肉がとれた。
魚をおろす手順が間違っている。鱗を取ったら、まず頭を取り、はらわたを取ってよく洗い、水気を切ること。おろしてから内臓を洗うから水っぽくなる。

99/09/17
さざえ 3個480円(一番鮮)
刺身用ということなので買い、刺身にトライしようと思ったのだが、生きているさざえなのでどうしても口を閉じてしまい、身を取り出す仕方が分からず、そのため壷焼きにして食べた。
昔はさざえの壷焼きは非常に美味しいものと思っていたが、今はあの苦みがどうも。

99/09/19
いしもち(シログチ) 一尾200円(魚勝)
(塩)焼き。塩をしていないので塩焼きとは言えない。
なかなか美味しい。淡白で、脂肪が少ないので、蒲鉾に使うというのは分かる気がする。身がふっくらしている。

99/09/23
平目 一尾680円(魚勝)
裏がきれいなので天然物か。冬が旬の魚だということは知らなかった。
刺身。塩、胡椒、オリーブオイル、レモン汁、パセリで和えた。美味しかった。少し醤油でも食べてみたが、醤油がよくないのか、カルパッチョの方が断然上に感じられた。

99/09/27
秋刀魚の蒲焼き
@秋刀魚を腹開きにする。真ん中で半分に切る。
A何もつけずに背の側を網で焼く。一度も裏返さずに焼く。
B醤油、出汁醤油、日本酒、味醂(これだけ多少少な目)を等量合わせ、鍋である程度煮詰める。
C秋刀魚がある程度焼けてから、上側(秋刀魚の内側)にタレを塗って、更に焼く。
D葱を(白い部分は多少網で焼いてから)、タレの残りで煮る。
Eどんぶりにご飯を盛り、秋刀魚、葱を乗せる。粉山椒を振って食べる。

99/10/16
川蟹(かわがに) 五匹380円(魚勝)
ミキサーに掛けて、それを出汁に味噌汁にすると美味いらしい。
しかし今日は川蟹をそのまま鍋に入れた。
昆布と椎茸で出汁をとり、具は里芋に大根、そして水団(すいとん)用団子(しまだ屋)。
川蟹の身は非常においしかったが、これを擂り潰して味噌汁にしたら確かに素晴らしい味かもしれない。

99/10/17
助惣鱈のオス(白子付き) 一尾280円(魚勝)
去年助惣鱈を買った時は二尾買っているから、よほど小さいものだったのであろう。今日のは一人で食べるのはきついくらいの大きさ。
小松菜入りトマトスープの具にするつもり。貝殻パスタも入れた。
スープが生臭くならないように、一通り食べてから、白子と内臓を入れて食べた。
コクが出て美味かった。成功。
内臓を入れるとやはり生臭くなったが、それでもおいしかった。

99/10/18
根室産あいなめ 一尾380円(魚勝)
刺身。身はぷりぷりしていた。
どうも白身の魚の刺身がおいしくならない。味に締まりがない。かぼすを絞ったり、塩を振ったりしてみたがどうにもならない。最後数切れは、茶漬けにしてしまった。
問題はどこにあるのか。
薄造りが徹底されていない。
はらわたを洗った後に、魚とまな板の水分を拭き取って水っぽくならないようにする。
それともそもそも、あいなめが今旬でないからおいしくないのであろうか。

99/10/20
平貝(タイラガイ) 一個580円×2(一番鮮)
殻半分付き、刺身用。旬は春と書いてあるが。
わさび醤油で食べた。殻の形は全然似ていないのに、貝柱と味は非常によく似ている。アミノ酸がぎっしり凝縮された、旨味たっぷりの貝柱。でも貝柱以外の部分は帆立のほうがおいしい?また食べたい。

99/10/24
下関のふく一夜干・薄塩仕立て(シロサバフグ) 四尾380円(一番鮮)
バター焼きにして食べた。尾鰭にまで味が凝集されていて、このシロサバフグで味が落ちるというのだから、フグとは何とおいしい魚なのであろうか。身の付き方は、カワハギに非常に似ていた。

99/11/09
千葉産シイラ 一尾298円(一番鮮)
はっきりと千葉産かは分からないが、店の人は千葉辺りでもルアーで釣れると言っていた。
ムニエルにして食べた。芹を刻んで、残ったバターを吸わせた。
魚が大きく、フライパンに収まらなかったので、半分に切って焼いた。
店の人が「美味いというもんじゃないよ」と言っていたが、身は軟らかく、悪く言えば水っぽいのかもしれないが、バターを使ったムニエルにしたら、十分おいしく食べられた。

99/11/10
南米産かさご灰干「東仙」製 二枚170g 380円(生協)
身が少なすぎる。

鰈一夜干し(氷温造り・山陰産えてかれい) 二尾240g 480円(生協)
カサゴよりはずっと食べ甲斐があった。

99/11/12
いか 一杯200円
あさり 一皿300円(魚勝)
ブイヤベース。

99/11/13
秋刀魚 一尾150円×2 (スーパーマックス)
キジ焼きにして食べた。

99/11/15
北海道産タラバガニ 一匹2300→2000円(魚勝。買うべきかカニの前で熟考していたら、若旦那が安くしてくれた。)
初め、足を三本ほど刺身、というか生で食べた。それなりに、いや相当おいしかったが、全部生で食べるのはきつかったので、ここから沸騰した塩水で4分ほど茹でた。肢のところは、蛋白分がちょうど半熟卵の白身のようにふわふわと軟らかく、いい茹で加減だったが、カニ味噌のところが茹でた後突っ込んだボールの中に流れてしまい、ボールから美味い美味いカニ味噌を啜ることになってしまった。
前も毛蟹で同じようなことを考えた。この時は25分も茹で、今回はわずか4分で、茹で汁の中に流出するようなことはなかったが、一体どうすればよいのか。
ともあれ、蟹を堪能することが出来、最後は満腹になった。

99/11/15
北海道産ホッケ 一尾150円(魚勝)
17日の朝に塩焼きにして食べた。焼くのが大変だった。しかしなかなか美味しかった。淡白な薄い味。卵が入っていて、はらわたもみな食べた。

99/11/21
谷津駅前清丸 2457円
鯵、イクラ、スミイカ、縞鯵、金目、鯨、青柳、ママカリ。
鯨が飛びぬけて美味かった。青柳も味があった。スミイカも甘みがあった。
縞鯵はやはり鯵よりも上だった。

99/11/22
銚子産鯖 一尾380円(魚勝)
マリネ(青山椒、林檎酢、シェリー酢、オリーブ油、スライスした玉葱)してからオリーブ油で焼いて食べた。美味しかったが、鯖特有の臭みがどうも好きになれない。
多少生っぽい所があったせいか、夜中お腹に、以前生で食べて吐いた時と同じ痛みを感じた。

99/11/24
カワハギ 小一尾50円×2(魚勝)
カワハギは昨日買ったもの。日高さんのメニューでリゾットを作った。
人参、玉葱のスライスと、根三つ葉の根に近いところを茹でる。そこにカワハギ二尾を入れる。煮えたらカワハギを皿にとって身をほぐす。
フライパンで、根三つ葉の白いところをバターで軽く炒め、そこに米3/4合(これ一品なら一合でもよかったかも)を入れて米が白くなるまで炒める。
白ワインを入れアルコールを飛ばす。そこにカワハギの茹で汁を少しずつ加えていく。
15分程煮たら、ほぐしたカワハギの身と、根三つ葉の葉を加える。
非常に美味しかった。またビギナーズ・ラックで、茹で汁の量なども上手くいった。
カワハギの内臓は抜かなかったが、特に問題はなかった。

99/11/24
かちり 120g程で380円(一番鮮)
小女子のようなもの。調べたが、何にも載っていなかった。

99/11/24
干しカワハギ 5枚で294円258g(一番鮮)
味付けが甘い。もう買わない。

99/11/26
勝浦産カマス 一尾250円×2(魚勝)
体長25cm。塩焼き。
驚くほど脂が乗っていた。鱗を取る時、魚を持っていた左手が油でぎとっとなった。
焼いている時も、油が滴った。
串を打って焼いたが、やはりくっついてしまった。
カマスは食べ応えがあった。日本酒を主食に二尾食べた。満足。

99/11/27
河豚 五尾480円(魚勝)
河豚ちり。河豚の種類、産地は不明。頭は取ってあるが、頭無しの体長は15,6cm。
河豚の美味しさは、繊維質の強さにあるのであろうか。

99/12/03
香川県産イナダ 一尾680円(魚勝)
中華風刺身。
何が悪いのか分からないが、今一つ納得のいかない味だった。
作にした後、塩をして30位置いておかなくてはいけないらしい。
今度はそうしてみよう。
アラ(頭と骨身)は翌日、里芋、人参、小松菜を入れて味噌仕立ての汁にした。
あばら骨の周りの肉は、醤油の付け焼きにした。ブリのスペアリブ。これが非常に美味かった。やはり鰤は照焼きか。

99/12/06
秋刀魚 一尾180円(魚勝)
塩焼きと大根おろし。

99/12/07
スルメイカ 一杯200円(魚勝)
醤油焼きにして食べた。予め薄塩をしておくことが必要。
香辛料は七味を掛けたが、生姜降ろしでもよかったかもしれない。
葱焼きを付け合わせにするはずだったが忘れた。
烏賊の上に普通の醤油を垂らして焼くのでなく、煮詰めた醤油を使うかなんかして、濃い醤油の味を楽しみたいのだが、どうすればよい?
塩と醤油と生姜汁に予め漬け込んでおく?
腸(わた)と脚は塩辛にした。

99/12/10
エビ 一尾250円×6(魚勝)
生もの。おそらく国内産。
店の人はタイガーエビと言っていた。『料理材料の基礎知識』での熊海老であろう。なるほど確かに脚が赤い。旬は夏と書いてあるのが気になるが。
オレガノ風味塩焼き(日高さんレシピ)にした。塩をケチったせいか塩気が足りなかったが、付け合せのモロッコインゲンが塩辛かったので、合わせると丁度よかった。
海老は美味しいことは美味しかったが、もっと美味しくていいはずだと思った。
やはり海老自体に下味の塩をしておく必要がある?
魚勝のお父さんは、先代という訳ではなく、元サラリーマンで定年退職してから息子の店を手伝っているのだそうである。

99/12/10
芝海老 一皿250円(魚勝)
小さいイカが入っていた。長崎ちゃんぽんの具にした。

99/12/11
ヒコイワシ 一皿150円(魚勝)
鰯のオレガノ風味煮(日高さんレシピ)。オレガノが切れたので、代わりにバジル(タイム?)を使った。

99/12/14
真鯛のアラ 一パック480円(一番鮮)
二匹分(本当に?ちょっと自信がなくなってきた)の刺身を取った残り。頭二つやアバラのところは塩焼き。夜、朝の二回分あった。
最後は朝、味噌味のおじやの出汁にしたが、これが無性に美味しかった。
貧乏人にも鯛が食える有り難いお特用パックであった。

99/12/15
マナガツオの味噌漬 一切れ400円(谷津駅前商店街魚定)
今が旬のようだ。味付けが甘くなくてよかった。

99/12/16
谷津駅前清丸 約2800円
あぶり太刀魚(300円)、山牛蒡漬物巻き(170)、目鯛(250)、子持蝦蛄(しゃこ)(300)、鮟肝軍艦(300)、房州沖メジナ(250)、常磐産ホッキガイ(400)、常磐産鱸(すずき)(210)、近海メジマグロ(本マグロの子)(300)
目鯛、いまいち。
鮟肝は缶詰っぽい。

00/01/11
鮟鱇 一パック880円 スーパーマックス
我流人参ちり鍋にして食べたが、鮟鱇とはそんなに美味しい魚か。今回はとりあえず判断保留。

00/01/13
活き蝦蛄 約十匹220円(閉店前価格) ジャスコ稲毛海岸店内北辰水産
塩茹でにして食べた。味は蝦よりも上かもしれない。ただ殻がとにかく固く、口の中が痛くて仕方がなかった。そうでなかったら海老より人気が出てた?

00/01/13
やがら 一作700円(閉店前価格) ジャスコ稲毛海岸店内北辰水産
白身、味が凝縮されていて、刺身としては絶品。刺身の美味しさとは何かを考える時には、是非とも考慮しなくてはならない魚。魚らしくもない外見をしているらしいが。

00/01/13
甘塩筋子醤油漬け 143g569円 一番鮮
実家ではご飯のおかずにしていて、塩辛いなと思っていたが、酒の肴にすればこんな乙なものはない。

00/01/14
ワカサギ 一皿250円(魚勝)

00/02/04
京菜の鰹の塩辛(桃屋)スープ煮込み

00/02/04
烏賊(魚勝)、トマト、バジルのカルパッチョ
烏賊の腸(わた)は塩辛にした。

00/02/04
真鱈の鱈子、生 一腹498円 スーパーマックス
助惣鱈の子ではない。
含め煮にして食べた。

00/02/10
棒鱈 二尾100円スーパーマックス
雪見鍋。昆布、棒鱈一本、白菜、葱、大根おろし。醤油に人参おろし。
00/02/17
棒ダラもう一本。白菜の葉を敷いて蒸した。皿に載せるのを忘れた。
半乾き棒ダラは、醗酵しているようで、臭いチーズのにおいがした。発酵食品に興味が湧いてきた。

00/02/21
汐マス 一尾100円スーパーマックス
じゃが芋を五個ほど薄切りにして、マスの頭と身一切れと一緒に茹でた。味はチキンブイヨンでつけた。塩してあるマスなので、塩は全く入れる必要がなかった。
あと玉葱でも入れれば良かった。

00/02/21
ムキ(ムシ?)ガレイ 一切れ100円スーパーマックス

00/02/29
ホウボウ 一尾380円(魚勝)
刺身。塩、洋マスタード、酢。オリーブオイル。
絶品。こんな美味い刺身は食ったことがないくらい。三枚にした後洗わなかったのが良かった。身にそもそも塩気があった。

00/03/01
活き蛸(刺身用) 380円 一番鮮
塩とワサビを林檎酢で溶かして掛け、さらにオリーブオイルを掛け、ケイパーを散らした。
味はまあまあ、というより蛸の味。

00/03/01
三陸産鰍(かじか) 閉店前価格三尾200円(元値614円g68円) 北辰水産
パックのラップを取る前から、癖のある生臭い臭いがしてくる。体型はホウボウと同じ。大きさはホウボウほどはないが。
今日、翌03/02、三尾とも三枚に下ろして、身の部分を皮は取らずに塩コショウして、小麦粉をまぶしてから油で揚げて食べた。まずまず美味しかった。白身魚。下味が十分染みていなかったので、醤油を掛けて食べた。
アラは明日の朝、味噌汁にして食べる予定。
00/03/03
魚に臭いがあるから、味噌汁にしても食べ難いかなと思っていたらとんでもない。はらわたを取り除かなかったのが当たった。内臓が、無茶苦茶美味かった。まるでカニ味噌のような香りと旨味と味わいがあった。身も柔らかくて美味しかった。
鰍、素晴らしい魚。

00/03/06
生鮭の切り落とし 約800g 250円スーパーマックス
焼いて食ったり汁にして食ったり。

00/03/07
きびなご 約200g 198円スーパーマックス
柳川鍋。クッキングパパのレシピ。
昆布出汁に酒、醤油、味醂。
長い牛蒡を丸ごと一本ささがき。蕪(スーパーマックスの有機野菜)の葉一個分。溶き卵三個。
七味(か葱)を入れればもっとよかったかもしれないが、それでも味としてはおいしかった。ただ、泥鰌と較べるとどうか。
あとやはり蕪の葉よりも三つ葉の方がよかったろう。
牛蒡もスーパーマックスだが、色白の牛蒡。生協の牛蒡の方が牛蒡としての手応えがある。

00/03/10
ナガラミ(ダンベイキサゴ) 一パック 298円スーパーマックス
塩茹でにして食べた。
身を取り出すこつを掴むまでが大変だった。味はまあまあ。

00/03/17
北海道産生昆布 一枚130円(魚勝)

00/03/17
メバル(東北産) 一匹560円(100g350円)(魚定)
上の生昆布を皿に敷き、腸も鱗もとらず、切り目も入れない、塩だけしたメバルを載せ、千切り生姜、白髪葱を上に散らし、日本酒を多少振ってから、15分蒸した。食べる時に豆板醤と醤油と酢を混ぜて掛け、更に胡麻油を垂らした。
何時の間にか、味の染み出たスープに漬かり、身は柔らかく、大変な美味であった。内臓も食べ、頭もしゃぶり尽くした。

00/04/01
クロタチカマスの照り焼き British Airways
カマスというには大き過ぎる切り身。マグロかなんかのよう。味付けは照り焼きで甘いのだが、しっかりしていて非常に美味しく、ご飯が進んだ。
佐藤魚水の『食材図鑑・魚』の鰆の項に沖鰆として記述してある。クロタチカマス科。

00/04/02
和歌山沖産鰆 一尾380円(魚勝)
二枚に下ろし、一枚は醤油と味醂、もう一枚は酒粕に漬けた。
醤油味醂の方をテフロンフライパンで焼いたのだが、清酒を入れて蒸し焼き風にしてしまったのが間違いだった。

00/04/03
市川クリフォードの蛸の唐揚げ。
これは美味い。クリフォードの料理はどうも美味い。

00/04/04
鰯 五尾380円(魚勝)
肛門から内臓が出始めていて、鮮度がいいとは言いかねた。今後は刺身用となっている以外の鰯は買うまい。
金萬福の『中華鍋徹底指南』に載っていたイワシのカレー風味焼きを試みた。
塩胡椒にカレー粉をまぶした鰯を中華鍋で焼いた。レシピとは違って、内臓は抜かずに開かずに焼いた。非常に美味しい。カレー粉と鰯がこんなに合うとは思わなかった。
僕はこの料理によってカレー粉の美味さに目覚めたとさえ言ってよい。
カレー粉は辛いだけでなく、甘みがある。旨味もあるのではないか。

00/04/10
紀伊沖産(?)せいご 四尾480円(魚勝)
三匹を刺身にした。刺身の味付けは、醤油だけでは駄目だということを学んだ。薄く塩味をつけると美味しさが俄然引き立ってくる。
最後の一匹を塩焼きにしたのだが、刺身よりも塩焼きの方が美味しい。白身の魚の、柔らかい身の焼き物の美味しさを初めて味わった気がする。腸(はらわた)も美味い。
刺身で出た皮と内臓は、生姜と葱、日本酒、味醂、醤油で煮た。明日の朝食のおかず。
頭と背骨は明日の夜、味噌汁にする予定。

00/04/14
ほや 一個180円(魚勝)
皮を剥いだら、そのままフルーツを食べるようにかぶりつくのが美味い。

00/04/14
青マス 一尾250円(魚勝)
フライパンでバター焼きにした。鮭の柔らかい味。

00/04/17
富津産マテ貝 一個100円×4(スーパーマックス)
油を敷かないフライパンで、酒蒸しにした。日本酒で蒸した後、最後近くに醤油を垂らしたのだが、元の貝が非常に塩辛かったので、醤油は要らないか、垂らしてもほんの少しでもよかったかもしれない。
貝は非常に美味かった。焼き加減が具合よく、はらわたもまだ柔らかい位で、素晴らしい貝の味わいであった。苦みなどはなく、旨味たっぷりで、穏やかな味。酒蒸しにして食べる貝の中で、これを上回るものは、大振りの貝の中では他に知らない。無知ゆえかもしれないが。

00/04/17
淡路島産疣鯛 四尾480円(魚勝)
一尾は朝味噌汁にして、残り三尾は夜、小麦粉をまぶして唐揚げにした。
翌日の料理で鮮度が落ちていたので、はらわたを抜いておいたが、はらわたを抜かずに料理してみたかった。

00/04/21
さより 四尾380円(魚勝)
刺身になどしなかった。四尾丸ごと皿の上に並べて醤油をかけ、腹からかぶりついた。内臓もちゅるちゅるやった。白身にはらわたの苦みが混じってしまって、洗練された味にはならなかったが、これはこれで楽しい食べ方だった。

00/04/21
舌平目 二尾380円(魚勝)
塩胡椒して、小麦粉をまぶして、サラダオイルとバターでムニエルにした。最後ルッコラをバターで炒めて乗せたが、バターをもっともっと多くして魚にかけたら、もっと美味しかったはず。それにレモンもやっぱり必要だったかもしれない。

00/04/24
帆立貝 一個150円×5(スーパーマックス)
殻付きの刺身用。生で醤油を垂らして食べた。
今度はフライパン空焼きして、醤油を垂らして食べてみたい。

00/05/22
刺身用太刀魚 一尾480円(魚勝)
頭側上半身を塩と韓国唐辛子で塩辛に漬けた。
下半身は刺身にした。コクがある白身で、非常に美味。

00/05/22
大原産かつお 腹側の作 230円(魚勝)
生姜と大蒜を乗せて、醤油を掛け、巻いてないレタスに包んで食べた。
この鰹、魚勝の人が自分でおろしたと言っていたが、はらわたはどうしているのだろう。今度聞いてみよう。

00/05/29
大原産かつお 四尾分のはらわたを魚勝で貰ってきた。
塩辛にした。加えたものは塩だけ。

00/05/29
淡路島産いしもち 一尾350円(魚勝)
塩焼き。
腹の中に、小蝦が丸ごと入っていた。どうやら蝦を食べているようだ。

00/05/30
チャンジャ(鱈の胃袋の塩辛) 壜入り 100g 580円 (一番鮮)

00/06/02
むつ産するめいか 一皿130円(魚勝)
醤油をつけて焼いて食べた。

00/06/02
横須賀産いわし 四尾480円(魚勝)
翌朝、フライパンでオリーブオイルと白ワインで蒸し焼きにした。鷹の爪やオレガノ、ニンニク、クレソン、ケーパーなどで味をつけた。

00/06/03
勝浦産かつお 半身580円(スーパーマックス)
魚勝では一尾550円、四分の一身で150円で売っていたが、夕方六時半に行ったらもう売り切れていた。「鰹食いてー」という声に押され探し回ってマックスで買った。
ニンニク、生姜を摩り下ろし、胡瓜の薄切りと一緒に食べた。

00/06/06
殻付き赤貝 一個300円(一番鮮)
身を取り出し、刻んで刺身にしてわさび醤油で食べた。調理中、血なのか、真っ赤な液がだらだらと垂れ続けた。
味はまあまあ。

00/06/08
殻付きミルガイ(白ミル) 一個390円(北辰水産)
水管のみを切り取り、塩もみして、皮を剥いで、刻んで、わさび醤油で食べた。
非常に美味しかった。コリコリした旨味。

00/06/10
イサキ 二尾480円(魚勝)
刺身にして食べた。脂こってり。
翌翌日、頭、骨を出汁にして、ラーメンの汁を作って食べた。

00/06/11
うに 二個480円(スーパーマックス)
殻の中に入って売っていたので、喜んで買ったら、中に海藻で上げ底がしてあり、上にうにが乗せてあるだけだった。騙された。

00/07/07
長崎市思案橋横丁・おこぜ専門料理・小笠原(23-8510)
胃袋の塩辛
皮の湯引き
生肝
刺身(薄作りとぶつ切り。ポン酢と醤油の二つのタレ)
骨のアラ炊き 味付けが甘すぎ。
唐揚げ
真子(炊いてある)
味噌汁とご飯
デザート(さくらんぼ)

00/07/15
神戸三宮で鱧を食べる。

00/09/01
ブリ 三切れ450円(魚勝)
少しも脂が乗っていなかった。

00/09/02
鮎 二尾380円(魚勝)

00/09/18
北海道産スモークサーモンハラミ g198円×203g=401円(北辰水産)

00/09/19
北海道産あいなめ 一尾160円(魚勝)
木更津産あさり 一皿300円(魚勝)
ブイヤベースにした。
水をお猪口に三杯入れたのが多かったのだろうか。塩の量が少なかったのだろうか。今一つ味が薄かった。

00/10/17
那珂湊港どんこ 肝つき一パック400円(値引き前550円)北辰水産
どんこ(鈍甲)=カワアナゴ科の淡水魚。(小学館国語大辞典より→これは確かかどうか分からない。同じどんこという名前を色々な魚に使っている可能性がある。深海魚かもしれない。)
透明感さえあるほどの白身の魚。
しかし味噌汁にしたらしっかり脂が浮いてきた。

00/11/14
銚子港目光 260g140円(値引き前176円)北辰水産
アオメエソ。体長約10cmが15匹。
塩をして小麦粉にまぶし、油で揚げた。柔らかい身の白身で美味しかった。ただ、鰓か何か、ざりざりと固い部分が残っていた。料亭なら取り除いてから揚げるのであろう。

00/11/14
北海道産北寄貝(ホッキガイ) 四個140円(値引き前224円)北辰水産
ただ開いて醤油をかけて食べた。一個、中に砂が少なくなく残っていた。

00/11/25
谷津駅前清丸
干瓢手巻き130円、焼帆立170円、蒸しアワビ300円。この店で江戸前ものは駄目。甘く、センスがない。
生帆立250円。おいしい。貝類の中で、帆立は柔らかく、低価格で、コストパフォーマンスは高い。恐らく養殖が成功しているからであろう。
生アオリイカ300円。身がちょっと固い。
関鯖510円。鯖が生で食える。美味い。
関鯵400円。ネタが大き過ぎる。そのため、職人の手の平で暖めきれず、ネタに冷蔵庫の冷たさが残ってしまっている。やはり程々の大きさにすべき。しかし味はよい。
サヨリ300円。身がぷりぷり。
白エビ軍艦400円。身は刻んである。旨味が強い。軍艦巻きは、海苔の味がちょっと強すぎる。
他に浅蜊の味噌汁150円も頼んだ。やはり寿司は、アルコール抜きで、お茶と味噌汁だけがよい。


魚介類体験記2001年〜2010年


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